三輪山の麓にある狭井神社
大神神社の摂社です
鳥居をくぐると、左側に小島のような所がある
市杵嶋姫神社という大神神社の末社
ここの御祭神は、もちろん市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)
この神様が祀られてる場所って、なぜか小島が多い気がするので、ちょっと調べてみた
名前の『イチキシマ』は『斎き島』という意味だそうで、『イチキシマヒメ』とは『神に斎く島の女性』という意味らしい
それで小島みたいな所に祀られてる事が多いんですね
勉強になります(´∀`)
参道を歩いて行くと、大神神社と同じようなシメ縄の鳥居が見えてくる
階段を登り、鳥居をくぐると拝殿があります
ここの主祭神は、大神荒魂神(オオミワアラタマノカミ)
配神で、大物主神(オオモノヌシノカミ)、媛蹈鞴五十姫命(ヒメタタライスズヒメノミコト)、勢夜多々良姫命(セヤタタラヒメノミコト)、事代主神(コトロヌシノカミ)
大神荒魂神は、本社の大物主大神の荒魂
媛蹈鞴五十姫命は大物主の娘、勢夜多々良姫命は大物主の奥さん、事代主神は大国主の息子
この大物主と勢夜多々良姫命には、ある面白い話が…
大物主が勢夜多々良姫命に一目惚れし、なんとか声をかけようと、大物主は赤い矢に姿を変え、川で用を足してた勢夜多々良姫命の所まで流れていきました
勢夜多々良姫命の下まで流れ着くと、矢は陰(ほと)を突き、驚いた勢夜多々良姫命はその矢を家に持ち帰り、床に置いてたら、矢は元の大物主の姿に戻り、2人は結ばれたそうです
その2人の子供が媛蹈鞴五十姫命
すごいアタックの方法ですよね( ´艸`)フフフ
ここは花鎮社・しずめの宮と称されるそうで、病気を鎮める神として信仰されてるそうです
なので、拝殿の横には薬井戸という所があります
ご神水がこんこんと湧き出てる井戸で、万病に効くと伝えられてるそうです
喉がカラカラだったんで、ゴクゴク飲んじゃいましたよー
やっぱ水道水と違って美味しい(^ε^)♪
境内には、三輪山への登山口があります
とても神聖な場所なので、明治時代までは一般の人は立ち入り禁止だったらしい
現在も、3時間以内に下山しないといけないとか、写真撮影禁止、飲食禁止、白いたすきを身につける…等々の事を守らなければ入山できないそうです
こういうのを聞くと、三輪山ってすごく神聖な山なんだなーって、改めて思います
狭井神社の御朱印