サンシャイン・クリーニング (SUNSHINE CLEANING)
監督:クリスティン・ジェフズ(シルヴィア)
出演:エイミー・アダムス(魔法にかけられて)、エミリー・ブラント(プラダを着た悪魔)
ジェイソン・スペヴァック(2番目のキス)、
メアリー・リン・ライスカブ(リトル・ミス・サンシャイン)
クリフトン・コリンズ・Jr(スター・トレック)
エリック・クリスチャン・オルセン(セルラー)、ケヴィン・チャップマン(ミスティック・リバー )
スティーヴ・ザーン(サハラ 死の砂漠を脱出せよ )
アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
<あらすじ>
かつては学園のアイドルだった姉のローズ(エイミー・アダムス)だが、30代の今は問題児の息子オスカー(ジェイソン・スペヴァック)を抱えたシングルマザー。仕事も冴えないハウスキーパーで、おまけに学生時代の恋人と腐れ縁のまま不倫中。
一方の妹ノラ(エミリー・ブラント)は、いまだに自立できずに父親と同居中。仕事も自覚が足らずにバイト先も長続きしない。
父親(アラン・アーキン)も父親で一攫千金を狙って怪しげなお菓子の訪問販売に手を出すダメおやじ。そんな中、息子と家族のためにと、ローズは割のいい仕事を求めて事件現場のハウス・クリーニングを始めることに。嫌がるノラも無理やり手伝わせたものの、最初は現場の予想以上の惨状に悪戦苦闘する2人だったが…。
<キャチコピー>
がけぷち姉妹、
事件現場のクリーニング始めました。
一緒にいれば
悲しみも洗い流せる
<マメ知識>
○79回アカデミー賞で2部門を獲得した「リトル・ミス・サンシャイン」の制作スタッフが再び結集。
○全米では3月に公開。当初4館からスタートしましたが、口コミで人気が爆発。600館以上で公開されました。
<感想など>
主人公のローズが自分に言い聞かせる言葉
「私は強い、私はパワフル、私はできる!」
その言葉は、過去リアリーダーだった頃から自分を鼓舞する時に言い聞かせていた言葉なのでしょう。
でも・・・・
30歳を過ぎた今の自分を見ると ―
仕事はパッとしないハウスキーパー。
個性的な息子オスカーを抱えるシングルマザーで、
高校時代の彼マック(スティーヴ・ザーン)を忘れられず、未だに不倫関係で、秘かに結婚を・・・と願っている節あり。
そしてダメ押しの一発。
オスカーが公立校で問題行動を起こし、特別学級か薬物治療の要請を受けます。
惨めな現状、此処に極まる!!!
私立学校に編入するためにはお金がいる。
って事で手っとり早くお金を稼ぐには ―
と頼ったのが、警官のマック。
そこに、頼るの?
って言いたくなりますが、頼らざるを得ない所がまた悲しい現実です。
以前聞いた事件現場の清掃の仕事を回して貰うことに・・・
何をやっても長続きせず、投げやりな態度で生活する妹のノラを巻きこんで!
事件現場のクリーニングは死と向き合う仕事。
そこから、彼女たちは何を感じて、どう変わっていくのかが、この物語のテーマになります。
ノラは最初の現場で、同じ少女を映した写真の束を見つけます。
亡くなった人の娘に違いないと思ったノラは、その少女を探し出さずにはいられなくなり -
廃棄する筈の写真を持ち帰り少女を探します。
それまで、クールに仕事をこなしていたローズは、ある日の依頼 ―
自殺の後かたずけの仕事を、
楽で儲かると喜んで現場に向かいますが、その家に着くと・・・
自分では部屋に入れず玄関で清掃業者を待っている、という老女を目の当たりにします。
ノラは老女の傍らに座り、そっと手を握り家族が迎えに来るまで寄り添います。
何故?
姉妹の抱える深い傷が浮かびあがってきます。
トンデモない過去がっ!!!
彼女たちは、幼い頃に母親を自殺で亡くしていたのです。
だから、二人とも人生に不器用だったのでしょうか?
そんな二人が、事件現場に出向くことで ―
人の死と向き合い、自分たちの気持ちを整理し少しづつ前向きになって行きます。
「残された人の為に―」
とやりがいも感じることに・・・
そして ―
一時は
「私は、何も出来ない」
「私は、都合のいい女」
と自信を無くしていても、仕事を通して変わっていくことで
「私は強い、私はパワフル、私はできる!」
と過去を乗り越え、次の一歩を踏み出します。
この仕事をすることで
「母親の自殺」というトラウマを洗い流し、昇華させることができたのです。
事件現場というと凄惨な光景。
また、姉妹が抱える母の自殺という問題。
さらには、息子の問題行動。
いい加減に見える父親。
と一見、救いようのない状況に置かれ機能不全に陥った家族が、再生していくための軌跡を描いたヒューマン・ドラマに仕上がっています。
重くなりがちなテーマですが、スパイスの効いたコメディーセンスが散りばめられていて、絶妙なタイミングで笑わせてくれます。
多くの笑顔と少しの涙。
観終わった後に、元気と爽やかさを届けてくれる作品だと思います。
主要キャストのエイミー・アダムス、エミリー・ブラントは、
対照的な姉妹。
ジェイソン・スペヴァックは
想像力豊かで、感受性の高い息子。
アラン・アーキンは、
そんな家族を見守る、ちょっと変わった祖父。
それぞれが絶妙バランスで成り立っている家族をリアルに演じています。
キャスティングの勝利です。
前向きな気分になりたい貴方。
希望を感じたい貴方。
傷から癒されたい貴方。
お勧めです。
<最後に>
家族関係はリアルでしたが、エイミー・アダムス、エミリー・ブラント演じる美人姉妹が犯罪現場の清掃をするという設定は・・・
リアルに想像できませんよね。(そこを突っ込んではいけない(?)って話もありますが・・・)
7月11日公開です。
監督:クリスティン・ジェフズ(シルヴィア)
出演:エイミー・アダムス(魔法にかけられて)、エミリー・ブラント(プラダを着た悪魔)
ジェイソン・スペヴァック(2番目のキス)、
メアリー・リン・ライスカブ(リトル・ミス・サンシャイン)
クリフトン・コリンズ・Jr(スター・トレック)
エリック・クリスチャン・オルセン(セルラー)、ケヴィン・チャップマン(ミスティック・リバー )
スティーヴ・ザーン(サハラ 死の砂漠を脱出せよ )
アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
<あらすじ>
かつては学園のアイドルだった姉のローズ(エイミー・アダムス)だが、30代の今は問題児の息子オスカー(ジェイソン・スペヴァック)を抱えたシングルマザー。仕事も冴えないハウスキーパーで、おまけに学生時代の恋人と腐れ縁のまま不倫中。
一方の妹ノラ(エミリー・ブラント)は、いまだに自立できずに父親と同居中。仕事も自覚が足らずにバイト先も長続きしない。
父親(アラン・アーキン)も父親で一攫千金を狙って怪しげなお菓子の訪問販売に手を出すダメおやじ。そんな中、息子と家族のためにと、ローズは割のいい仕事を求めて事件現場のハウス・クリーニングを始めることに。嫌がるノラも無理やり手伝わせたものの、最初は現場の予想以上の惨状に悪戦苦闘する2人だったが…。
<キャチコピー>
がけぷち姉妹、
事件現場のクリーニング始めました。
一緒にいれば
悲しみも洗い流せる
<マメ知識>
○79回アカデミー賞で2部門を獲得した「リトル・ミス・サンシャイン」の制作スタッフが再び結集。
○全米では3月に公開。当初4館からスタートしましたが、口コミで人気が爆発。600館以上で公開されました。
<感想など>
主人公のローズが自分に言い聞かせる言葉
「私は強い、私はパワフル、私はできる!」
その言葉は、過去リアリーダーだった頃から自分を鼓舞する時に言い聞かせていた言葉なのでしょう。
でも・・・・
30歳を過ぎた今の自分を見ると ―
仕事はパッとしないハウスキーパー。
個性的な息子オスカーを抱えるシングルマザーで、
高校時代の彼マック(スティーヴ・ザーン)を忘れられず、未だに不倫関係で、秘かに結婚を・・・と願っている節あり。
そしてダメ押しの一発。
オスカーが公立校で問題行動を起こし、特別学級か薬物治療の要請を受けます。
惨めな現状、此処に極まる!!!
私立学校に編入するためにはお金がいる。
って事で手っとり早くお金を稼ぐには ―
と頼ったのが、警官のマック。
そこに、頼るの?
って言いたくなりますが、頼らざるを得ない所がまた悲しい現実です。
以前聞いた事件現場の清掃の仕事を回して貰うことに・・・
何をやっても長続きせず、投げやりな態度で生活する妹のノラを巻きこんで!
事件現場のクリーニングは死と向き合う仕事。
そこから、彼女たちは何を感じて、どう変わっていくのかが、この物語のテーマになります。
ノラは最初の現場で、同じ少女を映した写真の束を見つけます。
亡くなった人の娘に違いないと思ったノラは、その少女を探し出さずにはいられなくなり -
廃棄する筈の写真を持ち帰り少女を探します。
それまで、クールに仕事をこなしていたローズは、ある日の依頼 ―
自殺の後かたずけの仕事を、
楽で儲かると喜んで現場に向かいますが、その家に着くと・・・
自分では部屋に入れず玄関で清掃業者を待っている、という老女を目の当たりにします。
ノラは老女の傍らに座り、そっと手を握り家族が迎えに来るまで寄り添います。
何故?
姉妹の抱える深い傷が浮かびあがってきます。
トンデモない過去がっ!!!
彼女たちは、幼い頃に母親を自殺で亡くしていたのです。
だから、二人とも人生に不器用だったのでしょうか?
そんな二人が、事件現場に出向くことで ―
人の死と向き合い、自分たちの気持ちを整理し少しづつ前向きになって行きます。
「残された人の為に―」
とやりがいも感じることに・・・
そして ―
一時は
「私は、何も出来ない」
「私は、都合のいい女」
と自信を無くしていても、仕事を通して変わっていくことで
「私は強い、私はパワフル、私はできる!」
と過去を乗り越え、次の一歩を踏み出します。
この仕事をすることで
「母親の自殺」というトラウマを洗い流し、昇華させることができたのです。
事件現場というと凄惨な光景。
また、姉妹が抱える母の自殺という問題。
さらには、息子の問題行動。
いい加減に見える父親。
と一見、救いようのない状況に置かれ機能不全に陥った家族が、再生していくための軌跡を描いたヒューマン・ドラマに仕上がっています。
重くなりがちなテーマですが、スパイスの効いたコメディーセンスが散りばめられていて、絶妙なタイミングで笑わせてくれます。
多くの笑顔と少しの涙。
観終わった後に、元気と爽やかさを届けてくれる作品だと思います。
主要キャストのエイミー・アダムス、エミリー・ブラントは、
対照的な姉妹。
ジェイソン・スペヴァックは
想像力豊かで、感受性の高い息子。
アラン・アーキンは、
そんな家族を見守る、ちょっと変わった祖父。
それぞれが絶妙バランスで成り立っている家族をリアルに演じています。
キャスティングの勝利です。
前向きな気分になりたい貴方。
希望を感じたい貴方。
傷から癒されたい貴方。
お勧めです。
<最後に>
家族関係はリアルでしたが、エイミー・アダムス、エミリー・ブラント演じる美人姉妹が犯罪現場の清掃をするという設定は・・・
リアルに想像できませんよね。(そこを突っ込んではいけない(?)って話もありますが・・・)
7月11日公開です。