監督:キム・ヨンファ(オー!ブラザーズ)
出演:キム・アジュンクァンシクの弟クァンテ)、チュ・ジンモ(MUSA―武士)
    イム・ヒョンシク
(TUBE)イ・ハヌイ(8月のクリスマス)
イ・ウォンジョン
(オー!ブラザーズ)

<あらすじ>
身長169cm、体重95kgのカンナ
キム・アジュン)は、唯一の取柄である美声と歌の才能を活かし舞台裏で人気ポップシンガー・アミの歌を当てる、つまりゴーズト・シンガーをしていた。そんな中、カンナアミのレコード・プロデューサーであり、カンナの音楽性を認めてくれた唯一の人である
ハン・サンジュン
チュ・ジンモ)にひそかに想いを寄せて、サンジュンに会える仕事を楽しみにしていた。
サンジュンの誕生日パーティーに招待されたカンナは、そこで、サン ジュンの思いがけない言葉(「才能があっても美貌はないカンナなど、せいぜい利用すればいい」)に傷つき、命がけの”全身整形手術”に踏み切る。
1年後、美しく生まれ変わったカンナは韓国系アメリカ人「ジェニー」として再びサンジュンの 前に現れ、その美貌と歌唱力で、サンジュンに認められ、念願の歌手としてデビューすることになる。だが、喜びもつかの間、カンナにはサンジュンに真実を告 白しようか否か、という新しい迷いが生じた・・・。


<キャチ・コピー>
過去と脂肪を捨て、愛を手に入れられるのか?
整形OK?

<予備知識>
「カンナさん大成功です!」
      第44回大鐘賞で12部門にノミネート

キム・アジュンチュ・ジンモ
   第1回大韓民国映画演技大賞・ベストカップル賞を受賞。
キム・アジュンが
      第44回大鐘賞映画祭女優主演賞、
                 および国内人気賞を受賞。


原作は鈴木由美子の「カンナさん大成功です!」ですが、この映画は主人公の名前以外は全く内容は違う別のストーリです。
また、主人公の名前も「カンナ」ではなく韓国語では「ハンナ」と発音されているようです。

キム・アジュン整形前のカンナの気持ちを知るために、ハリウッドの特殊メイクスタッフが4時間かけて行った特殊メイクのまま外出したそうです。

カンナが歌を歌うシーンは吹き替えを行う予定だったが、
ム・アジュンの歌唱力があまりに凄いので吹き替えを行わなかったそうです。

整形していない事がカンナ役の絶対条件だったので、スター女優達はオーデションで落選しキム・アジュン主役の座を射止めたという噂もあります。


<感想など>
カンナ太っている時と綺麗になってからの周囲のギャップで笑らせます。
太っている時の、酷い仕打ちや、綺麗になった途端に急に世界が変わった様に親切になる男たち など、とにか笑えるギャグのオンパレード爆笑確実です。
美人な外観、でも心は以前のカンナのまま。自分に自信がなくオドオドし、チグハグばな感じが更に笑いを誘います。

女性だったら(男性だって?)誰だって持っている「美しくなりたい」「愛されたい」という気持ちが、カンナの持つ素朴さ、純粋さを通して、とても素直に描けているので、共感できる人も多かったのではと想像します。

そんなカンナ「ジェニー」を演じ
スターへの階段を昇っていくなかで

過去の自分を捨て、友達、肉親とも・・・・。
徐々に自分を見失い、本当の自分は何処にいるのか
分からなくなってしまいそうになります。

全身美容整形の結果・・・・・
理想の外見を手に入れ、理想の仕事を得て(表舞台に出て)、
                       理想の男性との親密に・・・・・

でも、本当の自分は何処にもいない。
ラストのコンサートでの独白
「~今は自分の顔さえ
       思い出せません・・・・」

涙ながらに訴えるシーンそして、
          その後の展開は感動的です。


また、物語の本筋に沿うように展開する
       カンナと痴呆症の父との物語も良いです。


韓国は美容整形大国。美容整形ブームへの皮肉も込められた、とても良くまとまった映画です。

笑って、泣けて、元気を貰え、前向きになれる
文句なくお勧めできる映画です。
太鼓判押しちゃいます!
また、
キム・アジュンの歌唱力も必聴です。

<おまけ>
今度公開される、山田優主演の本家日本版の「カンナさん大成功です!」の完成度が気になるところです。
2時間ドラマの延長のようにならければ良いのですが・・・・。


*<おしらせ>
1月5日から、仕事が始まりますので毎日更新は物理的に困難になります。
再び、不定期更新になりますが、宜しくお願いします。
コメントは必ずお返ししますので、寄せて下さいね。