監督:アンドリュー・ラウ(頭文字[イニシャル]D THE MOVIE)
    アラン・マック(頭文字[イニシャル]D THE MOVIE)
出演:
ショーン・ユー(軍鶏 Shamo)、エディソン・チャン(呪怨 パンデミック)
   アンソニー・ウォン(カンフー!ダンク)、エリック・ツァン(闘茶 tea fight)
   カリーナ・ラウ(20469)、フランシス・ン(軍鶏 Shamo)

<あらすじ>

1
991年、香港マフィアの大ボス、クワンが暗殺された。離反を目論む手下たちをよそにサムだけは唯一静観を続ける。実は この暗殺は、サムの出世を願う妻マリーが夫も知らぬ間に手下のラウへ命じたものだった。
手下たちは跡を継いだハウに抑えられる。一人時期を待っていたサムは、マリーに叶わぬ恋心を抱くラウ(エディソン・チャン)を警察へ潜入させる。
一方警察学校では、ウォン警部が、クワンの私生児と判明して退学になったヤン(ショーン・ユー)を、ハウの組織へ 潜入させた。
4年が過ぎ、組織の拡大とクワン殺害の復讐に燃えるハウは、不穏な手下を一掃し、サムも、出張先のタイで襲われ消息を絶つ。そして、香港返還 の年がやってきた…。
こうしてラウヤンの2人は、92年、気づかぬうちに互いの人生を交差させていくのだった…。

<キャッチコピー>
生きるために、すべてを捨てた

<感想など>
衝撃の一作目を映画館で観賞後、2作目の公開をどれだけ待ったことでしょう。
幸運にも、この作品は試写会で観賞できました。


前作を、盛り上げたトニー・レオンアンディー・ラウ出演が無く、それぞれの青年時代を演じた2人が主役の座についています。
だから、違和感無く映画に入っていけました。
主演の二人とも 
かなりのイケメン です。しかし、当たり前の事ですが、トニー・レオンアンディー・ラウの様な強烈な磁力は無い ので少々影が薄い印象を受けました。
でも、その分、脇を固める皆さんが素晴らしいです。
サム役の
エリック・ツァン
ヤンの上司ウォン警部役のアンソニー・ウォン
そしてヤンの異母兄ハウ役のフランシス・ン
ただひたすら渋く、悲しく、深見と迫力のある演技披露してくれています。

そして、ふと気付きました。
この映画の中核をなしているのは、
ラウとヤンでは無くて、サム、ウォン警部そしてハウだと。

ストーリーとしては、前作を踏襲(続編なので当たり前)。
前作はスタイリッシュな感じもありましたが、この作品はスマートさを削ぎ落とし更にダークになった感じです。

この作品のキーワード
「業」
ヤンは実はマフィアの大ボスの隠し子。そのから逃れようと警察官になろうとするが、そのを利用されマフィアへの潜入を条件に警察官に
ラウはヤン手下だが、ヤンの妻マリーから大ボスの極秘暗殺を命じられ、その後サムからスパイ警察官になるように命じられる。
二人はすでに「業」 

また、サムウォン警部互いの目的のため利用し合いハウ2人を潰そうと画策する。
彼らもまた、逆境を生き抜くために「業」 
背負う。

複雑に絡み合う人間模様。
裏切り、陰謀、報復
それらは「業」 故の定め。
まさに無間地獄への序曲に相応しい内容です。

多くの人がマフィア映画の代表格「ゴット・ファーザー」と比較していますが、個人的にはもっと味わい深いと感じました。
前作よりも、更に深見が増した人間ドラマ、それは
の物語です。

前作を更に昇華させた力作です。

前作のファンならば間違いなく満足できる内容です。
そして前作を凌駕しそうな人間模様に酔いましょう。
いざ、最終章へ。




<オマケ>

エディソン・チャンについて
皆さんご存じの通り、2008年に香港の有名女優達との性行為を記録した映像がインターネット上に流出する事件がありましたね。それに伴い2月21日の記者会見で香港映画界からの引退を宣言。
しかし・・・・
香港限定!?