皆さんお久しぶりでございます、仕事上3交替になってしまいましてなかなか時間が取れない状況でした、
少し時間が空いた時に格闘家試合結果をチラリと見たりして…
かつてオランダ四天王と呼ばれ、クラウス、ティアルティ、サワー、と肩を並べ数々の強豪を打ちのめしてきたドラゴさん、私はK-1MAXに登場する何年も前からドラゴを見ていました、
どんな相手にも怯まず常に前進し、強靭なフィジカルを武器に連勝を重ね、
強力なパンチを主体としながら時折見せる華麗な足技、メンタル面でも決して折れない心を持つ、
しかし相性の問題もあり宿敵ディエンダーに連敗、 あえて「宿敵」と書きましたがドラゴとは比較できないくらい平穏な選手で、戦績、知名度もこれまた普通、
気が強く接近戦が得意なイメージだが詰めが甘く、いい試合内容だが落とす試合も多い、なぜにショータイムにあれだけレギュラー参戦出来るのか不思議だ。
このディエンダーは勝ったり負けたりのファイターだが何故かドラゴ戦になると一方的と言ってもおかしくないくらい存分に力を発揮している、一番の原因はドラゴのファイトスタイルに何らかの要素が集まり「やりやすい相手」になっているのであろう、
それはまぁ置いといてドラゴは私にとって非常に楽しませてくれる選手の一人ですがそのファイトスタイルがゆえ、体に歪みが来るのが早い、前にも書きましたがリマ、メス、などドラゴとスタイルが似ている選手に言えるのは打たれ強さ、つまり頑丈な体を武器に闘うには余りにリスクが高すぎる、体にダメージが蓄積し、いつもなら耐えられるはずのパンチで倒れる、しかも意識が飛んでしまう失神KO負け、年齢を重ねるにつれ体が打たれ弱くなる、マイク・ベルナルドがいい例だが、もっと心配するのがドラゴ、年齢もまだ25歳、これからいくらでも実績を残せれると言いたい所だが、今と同じ闘い方をしている以上、20代後半~30歳くらいまでしか持たないだろう、体が弱くなると言うより脳が送る信号が過敏するようになり、たいして効いてないような打撃でも脳が危険だと察してOFF状態になる為、起き上がれないくらいの壮絶失神KO負けが増える、魔裟斗も引退する1年以内は最終的には勝っているもののダウンシーンが目立つ内容が多い、「世間からは早過ぎる引退」本人も「一番いい所で引退したい」と言っていたが、これから長い人生を考えた引退だったと思う、重い障害を背負うにはやはり高すぎるハードルだと感じていたのでしょう、この段階ではまだ初期の症状だがドラゴやルスラン・カラエフはもう何らかの形で脳障害が起きていても不思議ではないでしょう 試合を長く続けるにはペトロシアンのようなスタイルが理想だが、非常に難しく、誰にでも出来る技ではない、これはペトロさんだから出来ることでしょうね やはり今からでも体をいたわりしっかりとガードして下さいドラゴさん。
好きな選手5ではSUPER LEAGUE全盛期時代に活躍したアルビアール・リマについて書きます、K-1MAXに参戦時は70㌔と言う事もあり、本来の力を発揮できなかったリマ、
MAXオランダ予選でハードヒッターのスティーブルマンズやマルコ・ピクエに延長判定やスプリット判定で敗退、本戦でもキシェンコにいいようにボコられ日本にはいい印象がないままフェードアウト、しかし当時「頂点と頂点のぶつかり合い」をテーマにした団体SUPER LEAGUEが一世を風靡した4~5年位前、リマは所狭しと暴れ捲った。
テーマ通り一流選手のメルザ、ローセン、シャクタ、カース、メス、アムラーニなど75~77㌔クラスで強豪が集う中、好ファイトを展開、トーナメントではアムラーニを下し優勝、豊富なスタミナを武器に無限に相手を攻め立て反撃の糸口さえも与えないパンチャー、
中でも当時オランダで最もポピュラーな選手トルネードことナジム・エトゥハリとのパンチ合戦は手に汗を握る試合だった。
リマはいつも通り距離を潰して得意なショートレンジ狙い、方やエトゥハリはリードガードを下げてのクラウチングスタイルで伸びのあるストレートを武器にミドルレンジを得意とする選手でまだキャリアが浅かったといえあのアンディ・サワーを1Rで葬ったほど、ボクシングでもかなりの実績があるエトゥハリ、結果はリマが激戦を制し、延長判定で勝利、SUPER LEAGUEではこのような名勝負がいくつもあったがギャラの折り合いがつかず衰退して消滅、ファイター達は闘う場所をさ迷い続けた、当時この体重にあたるSミドル級は開催団体が極端に少なくやむを得ず引退するか70㌔まで減量しK-1MAX行きのチケットを手にするしかなかった、重いパンチとスタミナが売りだったリマも牙を抜かれた獅子の如く、華麗なフットワークと伸びのあるパンチで激戦を勝ち抜いてきたエトゥハリもすでにSミドルで完成されており、MAXオランダ予選ではガリガリで肋骨が浮き出た体で試合をしイムロ・メインに叩きのめされた。
本来の強烈な強さを知る者からすると悲しく哀れの一言だった、
しかしこれも勝負の世界、こんな事は言い訳にすらならない、K-1でも勝ったり負けたりと普通の記録しか残せなかった「シャーク」ことジュエリ・メスも今のショータイムで存分に闘う姿を是非とも見たかった、唯一成功したと思われるライアン・シムソンもすでに引退し、これからSミドルで期待されるコスモ、グロエンハート、レヴィン、ホルツケン、オズクニなどが絡む試合を見てみたいものだ。
ボクシングの黄金の中量級バトルで最も有名なのはレナード、ハーンズ、デュラン、ハグラーの死闘ですよね、 上手い具合にこの人には勝ったがあの人には勝てない、見事に噛み合っているんですね、私個人的には1940~60年のセルダン、ゼール、グラジアノ、ラモッタ、ロビンソンとこれまた強豪がひしめき合うこの時代のボクシングが一番好きだ。
全員が全員全てが闘った訳ではないが、それぞれが強烈な個性と強さを持っていた、特に私は「ブロンクスの猛牛」や「レイジングブル」の異名で有名なジェイク・ラモッタが大好きだ、今現代の方が技術的にも戦術もレベルが高いと思うが、
ラモッタのスタイルはどんなに打たれても前に出て強靭体で相手を捩じ伏せる今の技術からすれば単純なスタイル、しかしラモッタには一つ一つに魂が込められている、ラモッタに限らずゼールにしろセルダンにしろこの時代の選手みんなに魂が見える、
「私にはボクシングしかない、この世界で頂点になる」と言うような決意が感じられるからだ。この時代には各階級にベルトが一つあるだけ、当然Jr.クラス(現在はS)もない、今みたいにWBCがあればWBAもある、はたまたIBFもある、昔は「ボクシング世界チャンピオン」と8人、3階級同時制覇したヘンリー・アームストロングは怪物だ、日本人にも名王者は沢山いるが私はファイティング原田が一番凄いと考えている。今の王者とどちらが強いとかそんな単純な比べ方では比較できない。
やはりあの時代、エデル・ジョフレ、ポーン・キングビッチらと凌ぎを削った闘い、記憶から消す事はできないだろう。今は王者同士の王座統一戦、4つも5つもベルトを持つ王者もかなりの人数がいる、マニー・パッキャオ、ジョー・カルザキ、フェリックス・トリニダード、などここ数年でも一体何人いることか、 これも凄い快挙だと思うがやはり感じるのは「重み」 「価値」が違うと思う、別に現代の王者のレベルが低いとは決して言ってない、
仮にアームストロングやロビンソンが今の時代で5階級制覇ができるとも思わない、今も昔も強豪はいる訳であり簡単に比較などできない、となると試合を通して伝わってくる「魂」「熱意」だと私は思う、※最後にこれは個人的な捕らえかたであり見方である為絶対にこうだと言っている訳ではございませんので、もし気を悪くされて方がいらっしゃのならスルーして頂ければ幸いです。また時間があればボクシングの好きな選手を書きたいと思いますので興味のある方いらして下さい。