そもそもギャンブルみたいなもんに縁がないからさー」
私の友人にはこういうタイプの人間が非常に多いです。
私自身は、投資に関して、非常に前向きで、いつか挑戦したいと思っているのですが、
こういったことを言われると、投資をするメリットについて話すことができませんでした。
そんな折、一冊の本を読みました。
忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)
まさに、目からうろこでした。
この本を読んで、ファイナンシャルプランニングの重要性を再認識しましたし、
投資の?や、不安点をクリアにしてくれた、という点で、
非常に勉強になりました。
社会人(もしかしたら学生のうちに)になったら、ぜひ、数万円から積み立て投資を
始めてみようと思います。
また、時間のある時に、経済学の理論をもう一度復習しようと思います。
で、本題に戻りますが、先に挙げた、私の友人のセリフには、実は、投資に対する誤解が、
いくつか含まれているのです。
この誤解について、少し話そうと思います。
まず、「使わないで預金して、堅実な生活を送る」という部分ですが、
果たして、お金を使わないで、預金することが正しい選択なのでしょうか。
例えば、短期的に、何か欲しいものがあるから、お金を貯めて、買う。
こういうことならば、預金というのは、非常にベターな手段かと思います。
しかし、長期的には、どうでしょうか。
実は、お金は「腐る」んです。
言いかえれば、お金には、鮮度があって、使い時を過ぎると、
価値がどんどん下がってしまうんです。
わかりやすい例を挙げると、20年前の1万円と現在の1万円は、果たして同じ価値でしょうか。
答えはNoです。
20年前といえば、ちょうどバブルの時代ですね。私が生まれたくらいの年です。
この時代、夜に(特に金曜)タクシーを捕まえるのは、とても大変でした。
超インフレでしたから、一部の人は、1万円を振りかざして、タクシーを止めていたりしたそうです。
そのくらいでないと、タクシーがつかまらないんです。
じゃあ、今はどうでしょうか。
1万円あれば、たぶん、30キロ前後は走ってもらえますよ。
この例から見てもわかるように、物価は非常に大事です。
ここで、物価上昇率の重要性に触れたいと思います。
物価上昇率というのは、例えば、ある時点で100円で買えていたリンゴが、
5年前ではいくらで買えていたのか、という、
ある時点間で、物価がどのくらい上がったのかを示す指標です。
この指標を考慮すると、
いくら私の友人が、1000万を預金したとしても、
その時点で、物価が2倍になっていたら、彼の預金は、実質的には、
500万の価値しかないわけです。(すごく極端な話ですが)
これがインフレリスクです。
つまり、預金したからといって、良い生活が送れるわけではないのです。
その点では、投資はインフレリスクを回避することもあるので、
その意味では、リスクヘッジの手段だと言えます。
さて、次に、「ギャンブルみたいなもんに縁がないからさー」
という部分です。
投資は、ギャンブルなのでしょうか。
これもNoです。
パチンコを例に挙げると、
パチンコの期待値は、80%と言われています。
つまり、10000円使って、平均して、8000円しか返ってこないのです。
ヘタをすれば、1円も帰ってこないこともあります。
では、もし、1万円で、米国債を買ったとしたら、今、3%の利回りとすると、
1年で、300円の利子が付きます。(実際は、もっと複雑ですが)
でも、アメリカが破たんしたら・・・・
(笑)
100年後はわかりませんが、少なくとも、5年10年ではありえませんね。
ということは、投資はギャンブルとは全く別の代物ということですね。
そもそも、ギャンブルは、確率の問題ですから、
縁が無いとかそういうものではないのですが・・・
加えて、この友人、就職先の年金形態は、確定拠出年金です。
それって、言いかえれば、投資だよね。。。
投資に対する誤解ってすごく多いんですよね。