こんにちは、ひでちぇろです。
今回は音楽とお金の関係についてです。
以前、国や大企業に影響を受けない
横のお金の流れが大事だと、
何度か書きましたが、
今回はまた違う角度から書いていきます。
まず、
音楽とは?
お金にとは?
ということで定義を考えます。
まず音楽の定義から。
目に見えない領域を科学的に研究し、
教育学者でもあった、
ルドルフ・シュタイナー先生によると、
「音楽家は、神の意志の脈拍が世界を貫くのを直接聴く。
神の意志がいかに表現されているかを、音楽家は知覚する。」
ということで、
「神の愛の様な領域に直接触れることで幸福を感じ、
それを分かち合うこと」、
が音楽であると定義します
次にお金。
かの偉大な経済学者、カール・マルクスによると、
(詳細は長いので省きますが)
お金は、
交換手段、価値の尺度、貯蓄手段である
とのことです。
人を幸せにできるエネルギーを数値化したもの、
交換したり、貯めたりできるもの、
がお金であると定義します。
ここでまず、
音楽を価値とし、
お金を交換手段とすれば。
音楽という価値とその他の価値とを交換するのが
お金ということとなります。
楽譜、演奏、映像、音などの音楽という価値が、
お金との交換でだれかの手に渡ります。
ちなみに、ここで言う価値は、
商品価値としての価値、
人にとって有用であること
のようなニュアンスです。
ここまでは、抽象的ながら
当然というか当たり前の話です。
ここでもう少し具体的に見ていきます。
音楽における価値の交換について、
3パターンに分けてみます。
まずパターン1。
愛はお金に変わらないパターンです。
世の中には値段のつけられないものがたくさんあります。
笑顔、
あいさつ、
家族愛(ペット含む)、
ボランティアなど無償の愛、
などなど。
シュタイナーの言葉から考えると、
音楽も神の愛が表現されたもので、
神の愛ならば無償ということになります。
(神の愛の有料化はNGという立場です)
アマチュアオーケストラなども
無償でチケットを配りますが、無償ですね。
神の愛という性質をともなった音楽だからか、
本来は価値が伴っているのに、
タダでよいと勘違いされるケースもありそうです。
次にパターン2。
単純な等価交換です。
演奏して、その対価をもらう。一対一の交換です。
ただ、その技術を獲得するまでの訓練や、
膨大な準備の時間がすべて含まれるのではなく、
あくまで受け取り側が幸せになれる度合いに応じての、
対価であるお金との交換となります。
なので、労力に対して割に合わないことが多いかもしれません。
そして、パターン3、
ストーリに大きくお金が動くパターンです。
個人の生い立ち、生き様、志向、
キャラクターなどが強い個性となり、
それが音楽と組み合わさって、
ひとつのコンテンツとなって、
受け入れられるパターンです。
元々人間は、脳科学的に見て
物事の判断を99.9%以上感情でする人間です。
キャラクターとストーリー(音楽とは別の)は
人の感情を大きく動かしますので、
お金も大きく動きやすいものと考えられます。
クラシックでも、
〇子の部屋によく出るレベルの方々なんかは、
その代表かと思います。
3つのパターンに分けて考えてみました。
音楽そのものは神の愛ですが、
お金は愛だけではそれほどは動かない様です。
つまり、お金は主に魅力(好きという感情)によって動く
ということです。
音楽の純粋に人を幸せにする機能に加え、
何かの意志、個性、そして人生があって、
感情は強く動くものです。
共感ということなのかもしれません。
人は音楽に感動するだけでなく、
同時にその音楽の作り手に共感したいのでしょうね。
個性と音楽の両方が抜きんでていると、
歴史に名を残すような音楽家になるのかと思います。
チェリストだと、
カザルスやデュ・プレ。
ロックだと、プレスリーとかビートルズとか。
(例が豊富でなくすみません)
つまり、音楽を通してお金と付き合う場合、
・神の愛に基づいた奉仕(人や神への)で多くのお金は期待しない。
・ストーリーを前に出して相手の好むコンテンツ作りをして、
トータルの魅力を作って楽しんで頂き、
お金もいただく。
・両方考えつつどちらかを優先優先度を自分なりに決めて活動する。
のどれかを、
覚悟を決めて選ぶことになるのかと思います。
音楽を求道的に極めたからといって、
収入が少ないことを嘆くのは少しおかしなことです。
お金を得ることが主目的の場合、
聴き手の感情の満足を第一
としなければならないということになります。
ということで、
音楽は人を幸福にするもの。
お金は価値の交換。
魅力という付加価値をつけて初めてお金が動く。
というお話でした。
なお、
自分はアマチュア演奏家なので、
ほとんどお金は動きません。
ただ真面目に音楽をやっているだけでは人が集まらない。
自分(または自分達)が個性を出し、
ストーリーを作って楽しむことの大事さを、
認識して活動していきたいと思います。
それでは。
