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自己啓発の手法を音楽に適用できないかというテーマで、
何回かに分けて書いていきます。
音楽の分野において、
教育的なノウハウというのはある程度存在しています。
学校での音楽教育もそうですし、
鈴木メソッドの様な、
音楽家が考えたものです。
音楽の世界では、
過去に成功したものを良しとする傾向があります。
クラシック音楽は特にそうですね。
一人一人が芸術家で職人的な世界でもあるので、
最新の心理学や脳科学の知見を
取り入れた手法は少ないのではないでしょうか。
身体性を考慮した、アレクサンダーテクニーク等は
上手くいった少ない例でしょう。
では、どういったものが、
音楽の特に演奏に役立てるかを考えると、
コーチングが有力だと思われました。
スポーツやビジネスの世界では、
すでに広い範囲で結果をだしているものの、
音楽分野であまり聞くことが無いのが、コーチングです。
ここでコーチングについて説明します。
思想の母体は、
1960年代に、アメリカ、カリフォルニア州のエサレン研究所を中心にして始まった、
ヒューマンポテンシャル運動です。
このエサレン研究所には、ロジャーズ、マズロー、パールズ
などの大物心理学者も参加していました。
思想としては、これまでのアメリカの物質主義的な考え方から、
人間性、人間の潜在能力の回復発展を心理学分野から行っていこうというもので、
この中からコーチングも派生して生まれました。
どのようにコーチングが派生したかは、
カウンセリングと比較すると分かりやすいです。
病などのネガティブな状態から
通常の生活できる様になるまでの回復を援助するのが、
カウンセリングです。
一方、
既に普通の生活が出来ている人が
さらに人生の充実度を向上させる為に
自分の立てた目標を達成することを援助するのが
コーチングです。
音楽で言えば、
舞台に上がれるようになるまでが、カウンセリング、
演奏者が目的を達成できるようにするのが、コーチング
といったところです。
現在、世界で一番大規模なコーチングの団体は、
おそらく、国際コーチ連盟です。
この中にも、NLP系、ポジティブ心理系、哲学系、ニューエイジ系等
色々な流派があります。カウンセリング程ではありませんが。
また、団体として他にも国際コーチ協会等色々とあります。
これは、医師や弁護士と異なり国家資格が存在しないことによると思われます。
また、カウンセリングと異なり、注意すべき点をあげると、
「健常者相手でパワフルな手法なので、業界で多くのお金が動いている」
ということです。
実際、最も稼いでいると思われる、アンソニー・ロビンスは、
2007年時点で年間30憶くらい稼いでいたらしいです。
欲望は刺激されますし、大きなお金が動いている業界なので、
鵜呑みにして巻き上げられたりすることが無い様、
冷静な目で見ていく必要はあります。
コーチングの紹介ですしたが、
次回以降は、
国際コーチ「協会」の会長をされていたアメリカの心理学者、
ルータイス氏(1935-2012)が開発し、
苫米地英人氏が日本で広めた、
アファメーションを用いたコーチングの音楽への応用について書いていきます。
では。
