ようこそ、ひでちぇろブログへ。

 

 

前回書いた様な、

資本主義的な、壮大な上納システムを

お金の「縦の流れ」とすると、

 

上納なしに個人間を行き来するのが

お金の「横の流れ」です。

 

 

間に大きい企業が仲介して、

コントロールされていないことが「横の流れ」の条件です。

 

 

これはまさに、

お金が人を幸せにする性質そのもので、

価値の等価交換による幸せの循環です。

 

西洋なら中世、

日本なら江戸時代以前はこれが主流でした。

 

 

現代であれば、

商店街の個人商店での買い物が

「横の流れ」に当たります。

 

顔が見えて、信頼関係がありますし、

商品や払ったお金で相手が幸せになることが実感できます。

 

価値の交換と共に、

仏教で言う「縁起」上での幸福の循環が生まれます。

 

顔の見えない資本家に不労所得を取られることもありません。

 

これが、コンビニ、スーパーみたいに資本が入ると、

顔のない抽象的な消費者が数字としてのお金を払い、

どこかで利益が抜き取られる構造になる

という感じになってしまいます。

 

 

 

「横の流れ」は、これらとは似ている様で全く違います。

 

現代では、

元々あった「横の流れ」を、

「縦の流れ」にして利益を得ようと、

企業の人たちは頑張って?います。

 

その結果、

多くの商店街がシャッター通りになってしまいました。

 

「横の流れ」は実際に「縦の流れ」にどんどん吸収されています。

けれど、個人にとって、

幸福なこととは言えない、と思われます。

便利にはなってはいますが。

 

 

 

これに対抗という訳ではありませんが、

現代はインターネットのネットワークが浸透してきています。

 

ひと昔前は、

情報は、テレビ局とか新聞社とか出版社(上流)から

視聴者、読者(下流)に与えられる、「縦の流れ」でした。

 

しかし、最近ではSNS等を通じた情報の

「横の流」れが活発化してきました。

 

報道等もツイッターの情報と、

ネット上の大手の流すニュースを見比べて判断する様になりました。

 

「縦の情報」を「横の情報」で補完している訳です。

 

報道しない自由が

いかに駆使されてきたのか明らかになってきたなと感じます。

 

「縦の流れ」による上からのコントロールが

効きにくくなってきているのが現在の状況です。

 

アメブロをやっている様な皆さんはご承知の通りです。

 

 

そして、お金の流れは情報の流れについていく性質があります。

 

インターネットを介した情報の「横の流れ」

はどんどんこれから増加していき、

ネット上で個人が活躍できる様になってきました。

 

例えば、ネット上に店舗を構えるのは、実店舗よりはるかに安く済みます。

しかも無人で24時間働いてくれます。

 

インターネット特有のビジネスである、

情報販売、アフィリエイトなども、

元手なしで始められます。

 

なので、

実際、インターネットでの個人起業も増え始めています。

 

 

これは実は非常に大きいことで、

資本家のコントロール外のエリアで生きられるということです。

 

大企業と付き合ってたら、ピラミッドの下で自由がありません。

特に時間や住む場所の自由がありません。

 

インターネットのインフラを駆使して個人が自立して、

お金の「横の流れで」幸せを追求する時代だと感じています。

 

 

 

ということで、次回は、

「音楽」とお金や情報の「横の流れ」について考えてみます。

 

それでは。