こんにちは、ひでちぇろです。
(2018年2月14日記事の再掲です)
昨日の続きで音程や音律のお話です。
まず、折衷案的音律から。
折衷案的音律は「平均律」と呼ばれています。
これは、すべての半音を数学的に均等な感覚にしたものです。
ピアノはこの平均律で調整されています。
すべての長調と短調で、
和音も旋律もそれほど破綻がないので、
鍵盤楽器の調律によく採用されているのだと思われます。
しかし、
旋律の美しさは旋律的音律(ピタゴラス音律)にかなわず、
和音の美しさでは和声的音律(純正律)にかなわないので、
オールラウンダーだけれども中途半端でもある音律です。
ですので、折衷案的なのです。
演奏中に音程の変えられない鍵盤楽器には向いていますが、
音程を変化させることのできる、
弦楽器や管楽器は、
状況に応じてより有利な音律を
積極的に選択していくべきだと思います。
また、弦楽器においては、
平均律の音程と解放弦は共鳴し合わないので、
平均律で弾くのは簡単ではありません。(向いていません)
したがって、
ピアノと合わせる時と半音階進行以外は、
平均律は意識しないでよいかと思われます。
次回は、旋律的音律(ピタゴラス音律)について説明します。
それでは。