ようこそ、ひでちぇろブログへ!!
今日は過去記事の紹介です。
読み返していて、
音楽とコンテクストのところで、
おっ!
と思ったので投稿しました(^^)
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こんにちは、ひでちぇろです。
西湖での体験の翌年辺りに、
当時通っていた大学OBオーケストラで、
よく話をしたビオラの後輩の女の子に、
河合隼雄さんの本を貸してもらいました。
河合隼雄さんは日本人で初めて
ユング研究所で学んだ心理学者で、
京都大学教授を経由して、
文化庁長官まで勤められた方です。
ご存知の方も多いと思いますが。
貸してもらった本は、
「日本人とアイデンティティ」という題名でした。
これが、あまりに面白くて、
勉強とかではなく、純粋に面白くて、
一日で読み終わってしまいました。
そこから、河合隼雄さんの大ファン
というか、ほとんど信者になってしまい、
当時売りに出されている本はほとんど読破しました。
よく覚えている言葉は、
「100%正しい忠告は役に立たない」
「二つよいことさてないものよ」
みたいな感じです。
河合隼雄さんは、
心理カウンセリングを長年続けてきた方なので、
理屈ではなく言葉に含蓄があり、
一見遠回りの様でいて、
実践的で何故かうなずいてしまい、
共感してしまうんです。
あと、言葉がみんな魅力的なんです。
そして、ユングの心理学をベースに、
日本人にも通用する様な心理療法を
実践されてこられました。
実際の思想は著作に譲るとして、
特に印象深い考え方が、
「コンステレーション」です。
日本語では「布置」というそうです。
星座の配置という意味もある様です。
ここでの「コンステレーション」とは、
直線的因果関係ではなく、
周囲の色々な事象や人、状況を含めた全体の状況、
のことを意味します。
この目の前の人にこういう症状が出ているのは、
単に誰かから何かを言われたとか、
考え方がおかしいとかではなく、
網の目状に関連し合うすべての状況の中で、
結果としてそうなったと観るのです。
出発はユングですが、
どちらかというと東洋的な考え方かもしれません。
これを知った当時、
本当に救われた思いでした。
直線的思考のサラリーマン社会で、
いじめ抜かれ、自分を否定してしまっていましたが、
物事ってほんとはそうだよね!
と強く共感でき、救われました。
また、東洋と西洋の違いについても、
考える様になりました。
音楽も同じで、直線的、短絡的ではない、
複合的、重層的なコンテクストを大切にするべきだ、
とこのころから考える様になりました。
この後、河合隼雄さんの著作をはじめに、
フロイト、ユング、アドラー、
ロジャーズ、ジェンドリン、フロム、マズロー
等の著作(訳本です)や、
スピリチュアルにもつながる、
トランスパーソナル心理学の、
ウィルバーや、グロフの著作も読み、
国内の臨床心理学関連の本も含めて、
5年くらいで、
200冊以上の本を読みました。
仕事には興味ゼロで、
ほとんど、心理学オタクでした。
しかし、だからと言って、
本当に救われたというわけではなく、
また、次の危機(学び)が訪れます。
次の段階の学びは、うつ、共感、神道です。
では、また次回。