ようこそ、アマチュアチェロ弾きの

「ひでちぇろ」ブログへ!

 

 

 

先日東京に行った時に

日本橋のデパートで

妻が非常に良くできた造花を

買ってきました。

 

その造花が

玄関に飾ってあったんですが

気づかず通過してしまっていました。

 

造花が有るよって、

あとで言われて見たところ、

 

たしかにすごく良くできていてきれいなんですが、

 

なにかが足りない感じがしました。

 

 

一方、

同じく東京に行った時に、

室内用の葉っぱだけの鉢植えも

2つ買って来たんですが、

 

いかにも頑張って生きている、

成長しているっていう

臨場感、緊張感があって、

すごく魅力的でした。

 

 

そしてこれらを見たときに、

はっ、と気づきました。

 

音楽の美しさってこれだな、と。

 

音楽は時間芸術ですが、

人生というか、命も時間ですよね

 

生きた時間の積み重ねが人生であり、命ですから。

 

いつか命には終わりがありますが、

音楽も同じです。

 

 

ここで、

オーケストラの演奏会に例えてみます。

 

指揮者が棒を振り下ろして、

音が鳴り始めたところが、

誕生。

 

何十分かの人生が有って、

 

最後の曲の終わりが死。

 

そのあと、

生きた人生に対して、

客席からの割れんばかりの拍手!

 

そして、

演奏者たちは舞台の外に戻っていく。

 

次の演奏会(人生)はまた一年後。

 

 

みたいな感じですね。

 

こう考えると、

命の時間も貴重だけれど、

それ以外の時間も結構楽しそうですね。

 

一瞬で終わってしまう演奏会(人生)

の美しさがあり、

 

それ以外の準備期間や(人生と人生の間)、

舞台に上らない存在など(先祖、精霊、神等)

の存在も考えられます。

 

舞台の上の音楽を命だと考えると、

 

音楽の美しさそのものだけでなく、

それがどう成り立っているかも含めて、

 

音楽の美しさ=命の美しさだと考えると、

いろいろ得られるものがありそうですね。

 

それでは。

 

にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村