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量子力学というと、
全く馴染み無いという方の方が多いと思います。
非常に小さい小さい世界の事を科学したものですね。
光は波と粒子の性質を同時に持っているとか、
観察した瞬間に粒子の位置が決まるとか、
それまでの科学とは一線を画した、
常識の通じない世界です。
その中でも一番常識から外れているのが、
観察するまで、粒子の位置は決まらない。
位置は、いろんな可能性が存在することしか言えない。
そして、人が観察した瞬間に突如位置が決まる
というやつです。
数式とか実験結果でもそのようになるそうです。
そして、こういうとらえ方を
コペンハーゲン解釈といいます。
解釈というと一部の人が言っているみたいですが、
ハイゼンベルクとかボーアとか、
創始者レベル、
ノーベル賞受賞者レベルの方々が言っているので、
影響力のある見方なのです。
しかし、
これを認めると、
人間の意識が粒子の位置を決定している、
つまり、観察という行為で
意識が物理現象に影響を与えることになる、
ひいては、人間が神の性質を持つことになる、
それを認められない科学者もいます。
一番の大物はアインシュタインでしょうか。
アインシュタイン曰く。
「神はサイコロをふらない」と言って、
この解釈を絶対受け入れなかった様です。
結局は議論には負けたようですが。
そんな風に、議論の的となっている、
観察で粒子の位置が決まる現象。
音楽にも似た現象があるでしょうか?
私は、演奏においてそれがあると思っています。
それは、演奏中に
「楽譜を見た瞬間に音楽が決まる」
という現象です。
演奏会で譜面を見ながら演奏しているとして、
我々は、脳内で譜面を音楽に変換しています。
その時間、一小節辺り0.2~0.3秒くらいかなと思います。
奏者が一瞥するまでは、
無限の可能性をもつ潜在的な存在である楽譜が、
奏者が一瞬見た瞬間に、
脳内で音楽となります。
そして、そこで作られた音楽を
再生するのが演奏というわけです。
そして、
見た瞬間音楽が決められる様になるためと、
脳内で決めた音楽に追従できるようにするため、
繰り返し練習するという感じでしょうか。
若干強引ですが、
観察した瞬間に音楽を創造しているんだということに、
自覚的になった方が、
いかに自分が演奏で創造的な行為を行っているか、
自覚できて、
良いのではないかと思います。
量子力学の観察による創造と、
演奏での音楽を創造をかけ合わせて
考えてみました。
すこしでも演奏のヒントになれば幸いです。
それでは。
