こんにちは、ひでちぇろです。
アマチュアオーケストラに行って、
よく他の奏者の姿勢を観察していますが、
弦楽器、
なかでもチェロの人は猫背の人が多く、
もったいないな~、と思います。
ここで、
演奏での姿勢の教科書的なものといえば、
アレキサンダーテクニークかと思います。
著作やホームページを見ると、
大雑把に言えば、
・頭(首、あご)を緩めて頭が自由に動けるようにする。
・頭が上に送られ、背中が広がる様な、
身体を上向きに持ち上げる意識の方向性
が自然にできる様になると、
身体のコントロール度がアップして、
傷めたりすることも減る。
というものです。
開発したアレキサンダー氏自身が、
シェークスピア劇の舞台俳優でしたが、
身体の使い方が悪くて
声が出なくなってしまい、
それを乗り越える為に開発したものです。
これが出来ているお手本ですが、
やはり元祖チェロの巨匠である、
カザルスでしょう。
写真や動画でしか見ることが出来ませんが、
デフォルトの姿勢で、
背筋がすっと真っすぐになっていて、
いかにも身体が効率よくコントロールされていそうです。
また、ウィーン国立歌劇場のチェリストの方々。
年間300回程度の公演を軽やかにこなしている
様に見える彼らも、
必要に迫られてか、
頭が自由でかつ上向きな方向性が維持されていて
姿勢はものすごく良いです。
日本のアマオケでも、
管楽器奏者の方々は、
呼吸を使い、
自分の身体を楽器として使う度合いが高いので、
姿勢がいい人が多いですが、
同じアマオケでも、
弦楽器奏者の方々は、
フォルテシモで首が完全に固まり、
ピアニシモで首が縮まってしまっている人が多いです。
運動性が下がるだけでなく、
身体からのフィードバックが
遮断されているのではないかと危惧します。
(そうでない方も当然いますが)
ちょっと持論ですが、
「頭を自由」にした姿勢と、
「上向きの方向性」を意識することは、
運動性や身体情報のフィードバックだけでなく、
上から(無意識領域の神に近い)
の情報が得やすいのではないかと感じます。
逆に、首を固めて下向きになると、
下から(無意識領域のより原始的な動物に近い)
の情報が入りやすいのではないかと思います。
クラシック音楽を演奏するなら、
やはり「上」からの情報で演奏したいと思います。
また、話は変わりますが、
姿勢を保つ上で大切なのが、
基礎的な筋肉でしょうか。
私自身はここ3年くらい
週二で筋トレをやっている効果もあって、
最近は姿勢を保つことが苦でなくなりましたが、
姿勢を保つのは、最初はつらいかもしれません。
やはり、疲れても意識して姿勢を維持する訓練も
必要かと思います。
アレキサンダーテクニークの
姿勢はまた、
演奏上の利点だけでなく、
心が前向きになったり、
身体の色々な情報に気づきやすくなったり、
声が通りやすくなって話に説得力がでたりと、
普段の生活でも色々とご利益があります。
姿勢の改善、
すぐに、しかも無料でできるので、
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それでは。
