こんにちは、ひでちぇろです。
前回は「うつ」の診断を受けたところでした。
2年間も痛めつけられたので、
身体や脳だ危険を察知して、
スイッチを切ってくれたのかもしれません。
とにかくこれで、
当分は「死ななくて済む」
と思いました。
最初の何か月かは、
ほとんど家でじっとしていました。
話をするのは奥さんくらい。
週末の自分のオケは、
チェロのトップを変わってくれる
人がいなかったので、
なんとか続けました。
このときの気持ちとしては、
深く自分を傷つけてまで、
サラリーマン社会で生きていくのもおかしい
と考える様になりました。
しかし、
基本的にパワー不足なので、
表面的な引き寄せの法則
(何もしなくても思えば叶うみたいな感じ)
に頼ってみたりしていました。
その場しのぎの方便としては
良かったのかもしれません。
そして、音楽は
最低限の練習だけで、
なんとかぎりぎりチェロパートのトップ
(演奏も仕事もリーダー)
を現状維持していました。
4月に休職を初めてから、
12月までは、ほとんど変わらない
休職生活をしていました。
変わったのは、
体重が15キロくらい増えたことくらいでした。
そして、翌年1月から、
精神科医の勧めで、
市立大学の復職プログラムに参加しました。
そこでは、自分の似た境遇の
休職中の人10人くらいのグループで、
グループ討議やロールプレイ等をやりつつ、
認知行動療法的な学びをしつつ、
3か月過ごしました。
みんな、普通にどこにでも
いそうな人たちばかりで、
「うつ」はもう、サラリーマン社会の必然だな、
と思いました。
ここで出会ったメンバーは、
その後もしばらく交流があり、
復職してからもお互いの悩みを相談しあったり、
できました。
そして、休職をしているうちに少しずつ
身体も心も回復し、
15か月少々の休職の後、
とうとう復職しました。
ちょうど真夏の2013年8月からでした。
「うつ」の話ばかりでしたが、
復職後のお話は、また次回に。
それでは。
