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考え中の人

 
いろいろ考えてみたり、
考え中の人のブログです。

昨日は会議だったのだが、
休憩の時に上司にちょっと質問されたことがある。
それは「今年売上調子いいけどその原因は何なの?」
ということだった。
その時は自分でもこれが原因というのは思い浮かばなかったので
「お客さんにタイミングよく提案できた」と答えたが、
ではその要因は何かということになる。

ひとつ明確なのは、計画をきっちり立てたからだと思う。
これまでは、ただ売れそうなところや去年売れたところを
優先してひたすら訪問していたが、今年はそれを主軸にして、
何を話そうかとか何日何曜日にいこうかとか、
さらに細かく計画を立てていた。
それにより無駄な行動が減り
去年よりも効率的に営業できていると思う。

それと、これは言いにくいことかもしれないが、
去年よりも一生懸命やっていることだ。
一生懸命やるというのは、時間をかけているということだ。
仕事に費やす時間を増やしたのは、特に朝である。
早寝をこころがけ早起きして計画に時間を割くことで、
一生懸命取り組んでいると思う。

かつて別の上司に、たくさん売るには一生懸命やるしかない
と言われたが、そのときはそれが抽象的で、
どのようにすれば良いのかと思っていたが、
今はそれが重要なのが理解できる。
相手の質問を理解するというのは、
その回答をするための前提であるが、
これが実は難しいことである。
今取り組んでいる資格勉強の論文の設問の理解にしても、
営業における顧客の質問にしても、
相手の求めているものにしっかり答えるというのは、
簡単ではない。

資格勉強の話しでいえば、
設問の日本語の意味は理解できるのだが、
何を答えて欲しいのかまでしっかり理解するには、
行間を読まなければならない。
この行間を読むというのが人により差が出る。
行間を読むためには、何故これが聞かれているのか、
それまでの筋道を理解しておかなければならないので、
他の箇所の理解が必要となり、難易度を高くしているのである。

営業においても、全く同じことがいえる。
ある質問を受けても回答はいくつもあり、
質問の前の会話をしっかり理解しておいて、
なぜそのような質問が出たのかを読みとらなければ、
相手の意図した質問に答えることはできない。
ましてや自分が言いたいことを質問に盛り込んでしまったなら、
相手は質問をする気すら失せてしまう。

会話は誰でもできてしまうことなので、
簡単なように思えるかもしれないが、
正確なキャッチボールをするのは、
本当は難しいということを理解しなければならない。
今、各社車メーカーが、新しい走行機能を開発している
というニュースが流れていた。
何でも、衝突しそうな時に自動で急ブレーキする機能を改善したり、
前後の車両と一定間隔をあけて自動でスピードを調節して
走行する機能を拡張しているという。

興味深いのは、それが自然界の生物をヒントに、
開発されているということだ。
急停止機能は、蜂を参考にしているようで、
障害物にぶつからないように複眼を使っていることをヒントに、
開発されているという。
また一定間隔を保つ機能は、
魚群の遊泳をヒントに開発されているらしい。

思えば、人が利用している道具には、
動物や虫の生態をヒントに開発したものがたくさんある。
車でさえも4輪は動物の脚のバランスをヒントにし、
エンジンといえば心臓をイメージし、
ガソリンは血液と同じような機能をしている。

何か新しいアイデアというのは、
自然界を参考にするというのは有効な方法であるようだ。
ちょっとしたことなのだが、うちの営業部長の対応で、
さすがだなと思ったことがある。
それは、休日出勤するときはメールで事前申請するのだが、
その承認の返事が休日出勤する当日に、
「お疲れ様です、承認しました」とメールが返ってくるのである。
そしてこれは、かなり意図的だということに気付いた。

それは、仕事をしていることを労い、
その日にお疲れさまですの一言を言うために、
考えてメールしているということだ。
これに気付いたのは、休日出勤がわかっているときに、
数日前に申請したのだが、やはり、
休日出勤当日に返事が返ってくることがあったので、
気遣っていただいているなだとわかったのだ。

気遣いというのは、決して押し付けがましいものではなく、
さりげないものである。
そして相手の状況を把握して、さらりとおこなうものである。
営業にはそうした配慮が必要なのだろう。
ある女優さんが面白いコラムを書いていた。
それは「今の自分は生きてきて一番年老いた自分と考えるのではなく、
これから成長していく上で一番若い自分である」ということだった。
なるほど、これはなかなか思いつかない逆転の発想だと思った。

そこではアンチエイジングと題うって書かれており、
年老いた自分を過去に戻したいと努力するのではなく、
これから年をとるなかで一番若い自分が、
将来に向けて今何ができるかと考えて、
健康体を作るよう日々取り組んでいるというのだ。
これはアンチエイジングについて書かれたものかもしれないが、
参考になる考え方である。

時間が過去から未来へと進むものだとすれば、
現在から見れば未来にしか働きかけることしかできない。
ならば、将来を意識して今から取り組むかとは十分に意義がある。
そう考えれば、若いうちにやっておけば、、、
と考えてしまうのは時間の無駄で、
ならば一番若い今から取り組もうと考えるほうが賢い考え方である。
今が一番若いというのは、常に忘れないようにしたい。