教師をしている弟の話によると、自身の行為に対する生徒の反応や、また周囲の教師の行動による生徒の反応を観察することで、どのような方法が生徒にとって良さそうなのか理解できるという。何よりやる気を引き出すのは、誉めることだという。
当たり前のことのようだが、これを真に理解して実行するのは非常に難しい。例えば、相手が自分では何もせず、そのせいでこちらに迷惑がかかってくれば、当然に腹が立つ。しかし怒ったところで、相手はやはりやらない。そんな相手でも誉めなければ動かないとなると、こちらには相当な忍耐が必要である。
教育に必要なのは、ほんの少しの理論の知識と、それを実行に移し続ける大いなる忍耐である。