●ポイント
・相手の、考え方だけを、否定する
・言葉で明確にして、アピールする
それは、「あなたが間違っています。」というのを、「あなたのその考えは、違うと、私は思います。」と、こう言い換えるだけでよい。
普通の人なら、相手の話を、その発せられた言葉の意味を、直接受け取ってしまう。関係の薄い人間との交流ならば、なおさらだろう。脳は、複雑かつ単純だと思っているので、よって、言葉尻を替えていくのが、一番簡単に変える方法だと思っている。
この「あなたのその考えは、違うと、私は思います。」という言葉を選択したのには、いくつか意味がある。
○「あなたの、その考えは」
「違う」と考えるべき対象は、あくまで、その人の「その考え」であり、断片的なものである。「あなたが間違ってます。」では、その人の性格や生き方が、間違っているように聞こえる。(言う人はそうじゃなくても、受け手の脳はそう判断するかもしれない)。
同じく、「あなたの考えが間違っている」というのも、相手の思考全てが間違っているように、捉えられるかもしれない。あくまで、「その断片的なアイデアに別意見がありますよ」と意志表示して、存在は肯定している態度を明確に示してあげたほうが、相手を刺激しないですむ。
○「違うと、私は思います。」
確かに、相手のその考え方は、自分にそぐわないかもしれない。ただし、どちらが正しいかどうかは、究極のところはよくわからない。(ディベートの審査も、あくまでどちらのロジックが綿密か判断するだけである)。
なので、「自分が正しい」と思うのではなく、「あくまで私はこう思う」と伝えたほうがよい。これは自分のためでもあって、決めつけにかかってしまうと、そもそも相手の主張に耳が入らなくなる。
間違っている人をみても、その人が間違っているのではなく、「その考えが間違っているかも」だけに、とどめるということ。あくまで、意見は意見ということで、割りきったお付き合いをしよう。
