(要約)
パソコンが無くなることはないのは、人間の脳を強化するという重要な役割を担っているからだ。しかし、あくまでパソコンは脳を強化するツールであって、パソコンのおかげで問題が解決していくとは思えない。これから必要になってくる人の能力とは、パソコンが担えないであろう「想像力」という能力である。
(本文)
パソコン、及びパソコンのような多機能IT端末は、これから先、人類の歴史において消えていく可能性はほぼ無いと思います。姿形は変われど、パソコン的な機能をもつデバイスは、ますます私達の生活に密着していくものと思われます。それは、「仕事で絶対必要だから!」という安易な理由ではなく、パソコンの役割が、人間の脳の機能を強化するツールになってきているからです。
私達は、先祖の科学研究の成果によって、様々な便利なモノを享受することができています。その中でも、特に発展してきたものといえば、人間の能力を強化するツールです。例えば、人間の持ち上げられないものは、重機がその役割を果たしてくれます。人間の足では到底無理な移動を、船や飛行機で代用させることができるようになりました。
そして、まさにパソコンこそ、人間の脳の力を増強してくれるツールに他なりません。備忘録としては当然のこと、知らない言葉も検索すれば、すぐに調べることができます。このように、記憶力と知識力という「貯蓄型能力」というのは、パソコンによって驚異的に発達させることができました。このような脳を強化させるようなツールは、人類が待ち焦がれていたものであり、これから先も、この分野を担うモノが無くなることがないのは、重機を見ればよくわかります。
しかし注意しておきたいのは、パソコンはあくまでツールであるので、その運用能力は、やはり人の脳から生み出されなければなりません。パソコンによって、1から10000が生まれたとしても、0から1が生まれることはありません。だから、「パソコンがあるから勉強しなくていい」というのは間違いで、それならば、私達はこれからどんな能力を身につけなければならないか、自ずと導かれると思います。それは、想像力だと思います。
