若者と大人の役割分担 | 考え中の人

考え中の人

 
いろいろ考えてみたり、
考え中の人のブログです。


●ポイント

・若者は突き進み、大人は調整するだけでよい

若者のエネルギーこそ日本の希望、「大人のチェック」は最小限に:日本経済新聞


上記コラムの村上憲郎氏は、元Googleの日本法人代表取締役である。世界でトップを争う事業拡大と、そのスピードが求められる現場で、村上氏の体感したビジネス観は、耳を傾ける価値がある。


激しい競争が起こる市場の中、Googleなら、競合他社に負けないどころか、首位をキープしなければならない。そこには、仕事効率の最適化がもとめられる。そうした中での最重要事項の一つは、組織論でも重要な、役割分担だ。


そうした現場を経験した村上氏の「若者と大人(年配)の役割分担」という思いには、説得力がある。若者といえば、生物学的にみても体力や情熱があるので、どんどん現場を走り回ってもらう。一方で年配は、経験や人脈を元に、彼らを正しい方向性に導く調整を行うだけでいい。当たり前のようだが、実際に一般の現場では、このあたりはゴッチャになってしまっている。若者が大きく見せたり、年配が現場を奪うという。


確かに、そのままの役割分担を全てに適応すれば、いくつかの問題点が出てくる。若者と年配といっても、年齢だけで決めていいのか、能力はどうなるのか。さらには、いわゆるピーターの法則のように、職種のスターが管理職になることで、現場階層は無能でおかされてしまう。人には、管理職向きと現場向きの人は、確かに居る。(ところで村上氏は、「50歳を過ぎれば辞めてもらう」というが、目まぐるしいIT業界に居たということを考慮しても、それは面白い区切りである)


上記の問題は、あくまでビジネス上の話であるが、やはり社会全体としてもこれを適応すべきで、年配の人は若者を暖かく見守るだけにとどめて欲しいし、若者も自分の立ち居地を理解して突っ走りたいところだ。