先日、ビジネスホテルを取ろうとして、楽天トラベルを利用した。
そして、ある山梨県のホテルを予約して、一泊することにした。
その晩、ホテルについてパソコンを開いてインターネットを見ていると、
あるウェブページの右枠に「楽天GORA」という、
楽天のゴルフサイトの広告バナーが出ていた。
驚いたことに、そのバナーに、その日泊まったホテルに近いゴルフ場が、
順にいくつも掲載オススメされていたのだ。
楽天は、私の楽天トラベルの利用履歴を元に、居場所を把握して、
その泊まった日程に合わせて、広告バナーを流してきたのだ。
これにはドキっとした。
確かに、これまでも似たようなアルゴリズムの広告はあった。
アマゾンなんかはまさにそれで、自分が購入した商品の履歴が解析され、
類似商品の紹介、他の人が合わせて購入した商品の推奨、
関連商品の新発売の宣伝、をしてくる。
これにより、その個人にとって最適な、
つまり購入確率の高い商品の広告が提供できる。
しかし、今回の楽天GORAの広告は、それを超えている。
居場所まで把握されて、ピンポイントで広告されたことに対して、
それが一つのプログラムでオートマチックに行われたとしても、
妙にドキっとしたのだ。
(それと伴に、サイトを横断しても、情報共有・連携が取れていることに、
事業部署の統制がトップで上手く取れているのだろうとも感じた)
これから先出てくるであろう、多くのウェブ広告は、まさにこうした、
相手の購買記録や位置情報を把握した広告になる。
しかし実際問題、自分の関心がバレていて、
居場所が特定されているような広告が、いきなり現われたら、
正直いって気味が悪い。
自分が情報が欲しいときに、ピッタリの情報が手に入ることは大事なことだが、
求めてもないのにピンポイントの情報が急に送られてきたら、
消費者としてはひいてしまうと思うのだが。
そして、この新しい個人特定広告は、個人情報やプライバシーと、
どう折り合いをつけていくのだろうかも、
これから先の対処に注目すべきところだ。
