アップルの現金保有の謎 | 考え中の人

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ひでぶくろ
アップルの現金保有高が、
米国政府のそれよりも多くなったとの報道があった。


 米アップル、現金残高で米政府を上回る
 米アップルが保有するキャッシュが、
 ついに世界一の経済大国である米政府のそれを上回った。
 米財務省の最新の発表によると、
 27日時点の米政府の現金残高は738億ドルだった。
 一方、アップルの最近の決算によると、
 同社が保有する現金と有価証券の総額は
 6月末時点で762億ドルだった。


最近のアメリカ政府の報道からすれば、
現金残高は減少しているのだろうと予測できるが、
それよりもアップルが自国政府よりも
現金を所持しているとは、
凄いの一言である。

こうした高い現金保有残高は、
アップルの洗練されたビジネスモデル
の結果である。



さらに興味があることは、
こうした巨額な現金を何に使うわけでもなく、
保有し続けていることだ。

買収もなければ、株主還元もない。

これに関してスティーブ・ジョブズ氏は
以下のようにコメントしている。


 スティーブ・ジョブズ最高経営責任者は年次株主総会で、
 「大きく考えなくてはならない」と述べ、
 この資金を自社株買いや配当金支払いに使用する
 意図はないことを示唆した。
 さらに「無駄な浪費や愚かな買収は行わない」と述べ、
 「将来いくつかの戦略的機会があると考えており、
 その際に行動できるよう備えたい」と語っていた。


対照的にGoogleは、
モトローラの買収にキャッシュを使った。



一つアップルにもあるとすれば、
新しいオフィスビルの設立 があげられるが、
これで企業価値をあげようというのだろうか。

果たして、アップルの思惑はどこにあるのだろうか、
謎である。