レジャー産業の業績が振るわない。
先日もレジャー産業の
業績データが公表 されていたが、
地震の余韻を未だ残している企業は数多い。
都心近郊では若干回復傾向が見られるようだが、
市街地から離れたところでは
集客が思うようにいかない。
そうしたことを象徴するかのようなニュースも、
多く見受けられる。
「苗場、川奈…プリンスホテル、丸ごと企業に貸し出し」
プリンスホテルは月内にも長野県軽井沢町など
5カ所のリゾートホテルを1棟丸ごと貸し出すサービスを始める。
料金は1泊朝食付きで250万円から。
東日本大震災でレジャー客が減少するなか、
企業の研修や会議など法人需要を掘り起こし、
客室稼働率の向上につなげる狙いだが、
大手ホテルが施設を丸ごと貸し出すのは極めて異例。
(日本経済新聞)
プリンスホテルといえば、
新宿にも大きいホテルがある
有数のホテルリゾート会社である。
その大手リゾート会社でも、この震災によって
都心から離れたリゾート地の観光客が激減。
ホテル稼動率は平均40%以下だそうで、
例年に比べ10%は落ちているという。
記事の中にもあるように
「ほかの宿泊客の予約がなければ、
丸ごと貸し出しサービスの直前受付も可能」
とのことから、
平日は相当ガラガラのようだ。
それでは250万円という料金は、
安いのか高いのか。
例えば軽井沢プリンスホテルでいえば、
楽天トラベルで通常価格帯を見ると、
1泊朝食付きで1名当たり
約15000円以上と掲載されている。
つまり250万円のプランでいけば、
250万円÷15000円≒166人、
以上の研修をするのであれば、
相当割安で利用できる。
軽井沢プリンスホテルであれば
1棟あたり1000人程度収容できるので、
1000人÷166人=16.6%
の稼働率になったとしても、
顧客を呼び込みたいという、
かなり思い切ったサービス。
ただ、現在は稼働率40%と発表されているが、
6月20日からは土日の高速料金1000円の
政策が打ち切られるため、
観光客はますます減少すると予想される。
プリンスホテルだけではなく、他の観光産業も
大きく痛手を受けることになるだろう。
こうした早め早めの対策で顧客を囲い込み、
乗り切っていくしかない。