私が思う頭の良い人というのは、
「未来をイメージできる人」
に尽きると思う。
それは、
企業戦略や国家政策のような、
大それたものを策定するほどの能力でなくて、
ほんの日常の小さなことでもそう思う。
例えば、
両手にお皿を持って運んでいるときに、
面倒だからとコップも一緒に運ぼうとして、
バランスを崩して、ガッシャン。
夜から寒くなるのが分かっているのに、
何も羽織るものを持っていかず、
風邪をひく。
「ちょっと考えればわかるだろ!」
と突っ込みたくなるが、これは、
必然に起こる未来が
イメージできていない証拠。
(私です)
こうした未来がイメージできるには、
経験と論理的思考、
あと観察力が必要になる。
「機転が利く」といわれるような人は、
実は、現状を十分観察して、
そこから何が起こるのか予想する
(時には経験的に知っている)ことで、
物事がスムーズに進むように
行動を起こしている人だ。
「あっ、もうやってたの?」
と思われる人は、
頭の良い人だと思う。
もちろん、多くの人は、
そうした想像力を働かせて、
よかれと思って今を行動している。
ところが現実はそう単純ではなく、
行動の末、望んでいない結果が、
生まれることが多々ある。
人はそれを事故と呼ぶが、
実際は突然起こるものはほとんどなく、
ある程度その前兆は、
ずいぶん前に起こっている。
それを見逃さない「観察力」と、
その小さな波動から起こりうる結果を
予測できる「論理的思考」を養いたいものだ。
空想は知識より重要である。
知識には限界があるが、
想像力は世界を包み込む。
byアインシュタイン