マスコミも視聴率を稼ぎたいので、人の目を引くようなネガティブなニュースを報道しがちな気がしています。ベストセラー本、ファクトフルネスを最近見て、余計に思います。皆様もニュースといえばネガティブなニュースの方がポジティブなニュースよりも頭に焼きつく傾向があるかと思います。
例えば、コロナワクチン。因果がハッキリしていないような死亡事例も、あたかもワクチン接種で起こったかのように記載されている節があるように見えます。そして、それを見た視聴者達は必要以上にコロナワクチンへのネガティブな印象を持つという。接種者の母数や年間の自然死亡者数を考慮すると、可能性が低いようなことでも。
こういうところは背後にある色々な情報を踏まえて、解釈しないとミスリードされるなと思います。世の中、単純に白黒の判断ができることばかりではなく、側から見るとモヤモヤするものも多分にあるとは思います。
「ファクトフルネス」を見ると、そういった世界の理解が深まるかも。薬は効果もある一方、副作用もあります。副作用に目が行きがちですが、その裏にある効果がリスクをはるかに上回る利益ということはあります。
適切な情報判断により、皆の利益が最大化することを望むところです。