知ってる「流行語」の少なさに驚愕! もはや「流行語」って、成立しないのでは? | 『りょう太のぼうけん』〜イクメンではない子育て〜

知ってる「流行語」の少なさに驚愕! もはや「流行語」って、成立しないのでは?

今年も『新語・流行語大賞』のノミネート30語が発表されて、「今年も、もうすぐ終わるんだなぁ」と感傷にひたってみたりしています。

 

 

ただ、40半ばのぼくだからなのか……そもそも「トレンドには乗っちゃいけない」と言い聞かせているからか……リモートワークで引きこもりになっているからなのか……、このノミネートされた30語で、自分が多用したワードや、「あぁ流行ったね」という言葉などが、ほとんどありませんでした。

 

ちなみに「ノミネート語30」は以下のとおり(50音順)です。ぼくが知っている言葉だけ、赤字にしてみました。


1.イカゲーム
2.うっせぇわ
3.ウマ娘
4.SDGs
5.NFT
6.エペジーーン
7.推し活
8.親ガチャ
9.カエル愛
10.ゴン攻め/ビッタビタ
11.ジェンダー平等
12.自宅療養
13.13歳、真夏の大冒険
14.ショータイム
15.人流
16.スギムライジング
17.Z世代
18.チキータ
19.チャタンヤラクーサンクー
20.ととのう
21.フェムテック
22.副反応
23.ピクトグラム
24.変異株
25.ぼったくり男爵

26.マリトッツォ
27.黙食/マスク会食
28.ヤングケアラー
29.リアル二刀流
30.路上飲み

 

あ……「聞いたことあるか?」と問われれば、まぁ、「聞いたことはあるね」というのは、半数近くになりますかね。ただ「副反応」とか「変異株」「自宅療養」や、「SDGs」「Z世代」のように、「使ったことがある言葉」は、ほとんどないなぁ…。

 

「イカゲーム」とか……本当に流行ってる? って感じだし(そもそもこれっってNetflixユーザーの限定語だしな……)。「親ガチャ」は……アメブロとかではバズワードになったのかもね……でもぼくは意味を知らないなぁ…(そんな、お前みたいなのが「親ガチャ」って言うんだよ……とか言われちゃうのかな? 逆に言われたら、意味を調べてただろうけど)。

 

 

「チャタンヤラクーサンクー」は、五輪ネタでしたね。いま調べて思い出しました。空手演武の演武名(?)ですよね。語感がおもしろいから、ツイッター界隈では流行ったのかもな。

 

「マリトッツォ」とかなんだよ? 「それおいしいの?」って思ったら、意外にもスイーツだったから、そういう使い方も正しいんだなぁ。

 

しかし、流行語大賞……年々、共感できなくなっている人が、多くなっている賞かもしれません。

 

これって歌謡曲が、昭和の時代では「“誰もが”歌ったことある曲」がたくさんあるけれど、平成・令和となるにつれて「紅白を観てで初めて聞いた」という曲を増えていくのと同種の現象だろうと思います。

 

もちろん、ぼくの「おっさん化」が増しているのが要因の1つなんでしょうけど、それにも増して、「趣味の細分化と多様化」が挙げられると思います。

 

情報の取得方法が、テレビ/新聞/雑誌だったのが、いまではネットが加わりましたからね。そのネットというのは、テレビなどの旧メディアとは比較にならないほど多種多様なメディア・コンテンツで溢れています。

 

その中で、国民が共有・共感できる「流行語」を決めるのって、難しいだろうなと……それこそオッサンみたいな感想を抱いてしまいました。

 

とりあえず『イカゲーム』の予告編だけでも観ておくか…