小学生のお勉強事情「小1の息子にチャレンジタッチを始めさせた理由」 | 『りょう太のぼうけん』〜イクメンではない子育て〜

小学生のお勉強事情「小1の息子にチャレンジタッチを始めさせた理由」

小1の息子にチャレンジタッチを始めさせた理由

 

保育園の修了間近の3月だったかな…息子の りょう太に、進研ゼミ 小学講座のチャレンジタッチを始めさせました。始めさせたと言っても、親が強制したわけではありません。

 

りょう太が自分から「チャレンジタッチが ほしい!」って言い始めたんです。

 

りょう太からすれば、おもちゃを欲しがるような気持ちだったと思います。時々遊びに行くお友だちが、同じような通信教育の「スマイルゼミ」を、年長の頃から始めていました。遊びに行くたびに、それを使っているお友だちに、憧れのような気持ちを抱いていたんじゃないかな。

 

あとは「あっかー(妻)も おっとー(ぼく)もスマホ持っていて うらやましい! りょう太くんも ほしいよぅ!」ということで、自分のタブレットが欲しかったようです。

 

ぼくは、本人が やりたがっているんだから、やらせてあげたらいいじゃん…と単純に賛成しました。一人分であれば、ほかの習い事と比べても、高価なわけでもありませんしね。

 

でも妻の あっかーは、ずっと反対していました。「小1で、家で勉強する必要ある? そんな時間があるなら、遊ばせればいいんじゃない?」ということ。

 

「でもさ、学童から帰ってきたら、遊びになんか行けないじゃん」

 

「そうだけどさ。学校の宿題だってあるんだよ。それに加えて、チャレンジやる時間なんてないでしょ?」

 

「でも、本人がやりたいって言ってるんだから、半年とかだけでも試してみればいいじゃん」

 

「わかった。じゃあ様子を見てみようか。でも、おっとーが りょう太に、ちゃんとやらせてよね」

 

えっと…なぜか不機嫌だな……。

 

☆☆☆

 

実はぼくも、小学校で、学校以外の勉強をやらせる必要なんてある? って、思っています。学校の勉強をしっかりやってれば、いいんじゃない? って。りょう太は、頭のデキが悪い方だとも思えないし、学校の勉強に ついていけない…なんてことはないだろうと楽観も しています。

 

でも、本人が(勉強だとは意識せずに) 勉強をしたい! って言っているのだから、それに反対する理由もないだろうと思います。

 

☆☆☆

 

なんで進研ゼミ 小学講座のチャレンジタッチにしたかといえば……まぁ りょう太が、テレビCMを見て やりたがったのが、チャレンジタッチだったからです。

 

あとは、ぼくが小学校の高学年の頃に、成績が悪くて……進研ゼミを やっていたからです。

 

ぼくははじめ、兄と同じ塾に通わされました(兄は優秀でした)。でも、塾が大嫌いだったんですよ。学校終わってから、塾へ行くのが嫌で嫌で。それで、行きたくない!! って、主張していたんじゃないかな?(記憶にないけど)。

 

それで、塾ではなくて進研ゼミをやりたい! って、親に言った気がします。

 

当時は、今みたいに通信教育が一般的ではなかった気がします。クラスで進研ゼミをやっていたのは、ぼくだけでした(塾へ通う子どもは、少なくなかったです)。だからというのもあったでしょうが、母親は、ぼくが進研ゼミをちゃんと続けられるか、不審に思っていたようでした。

 

母の予想は外れて、ぼくは進研ゼミを、けっこうちゃんと取り組み続けました。

 

進研ゼミ(のような通信教育)は、決まった時間に決まった場所へ行き、だれかと比べられるっていう、塾のような息苦しさがない……だから、ぼくに合っていたんだろうと思います。

 

☆☆☆

 

りょう太には、ぼくと同じような匂いを感じるんです。集団行動が得意ではなく、一人で何かをしているのが好き。かと言って、友だちと遊ぶのが嫌いなわけでもないんですけどね。ただ、自分の興味のあることは集中できるけど、興味のないことには、とことん無関心。

 

さらに、いつどんなことに興味が湧くか、本人を含めて誰にもわからない……。

 

要は、一般的な小学1年生っていうことです。

 

子どもなんて、普通は、そんなもんでしょ。

 

☆☆☆

 

3月から始めて、途中の夏休み期間は、あまりやりませんでしたけど、それ以外は順調にチャレンジタッチを続けています。

 

時々、息子がチャレンジタッチを使っているのを、脇から見ているのですが、進研ゼミはさすがだなって感じます。

 

子どもに勉強させる工夫が、詰まっている気がするんです。

 

まだ小1だから、というのもあるでしょうけど、勉強しているっていう感じではないです。ちょっとしたゲーム感覚ですね。で、努力賞ポイントを溜めると、いろんなものの中から欲しいものがもらえる……っていう、物欲にも訴えます。

 

そのほか、いわゆる「お勉強」のメインレッスン以外にも、興味関心を広げられるような動画があったり、プログラミングや英語への興味を抱かせるようなコンテンツがあったり、絵本などが無料で読めたり……なんか、これが数千円/月だったら、安いなって本当に思います。

 

そうそう、これは親や本人の考えなどにもよりますが、りょう太とぼくは「チャレンジ」ではなく「チャレンジタッチ」にこだわりました(妻は紙で書かせたがっていたのですが…。

 

りょう太やぼくのような、ズボラな性格だと、紙はダメなんですw

 

紙テキストだと、そのテキスト以外にも、えんぴつや消しゴムを用意しなきゃいけない。さっ! 始めよう! ってせっかくヤル気が出ても、えんぴつや消しゴムを用意する間に、ヤル気が迷子になりかねません。まずここでつまずきそうw(実際、学校のプリントの宿題だと、準備するまでが大変です)。

 

チャレンジタッチ……つまり、タブレットだと、本体だけあればいいんです。電源をつければ、リビングだろうがキッチンの床に座ってだろうが、ベッドで寝る前だろうが、始められる。なんなら、旅行先へ持って行ったこともあります(持って行く! と、妻の反対を押し切って、持っていっていました)。

 

☆☆☆

 

そんなこんなで、進研ゼミの「チャレンジタッチ」には、今のところ大満足です(親としては、ですけどね)。

 

まぁ、どんな子どもにも「チャレンジタッチ」をやらせた方がいいですよ!

 

なんて、全く思いません。

 

妻が言うように、小1から勉強させる必要はないっていうのも正しいと思います。また、子どもによっては、塾とか公文へ通わせた方が、相性が良いかもしれない。紙と鉛筆で書かせた方が良いかもしれない。進研ゼミと同種の「スマイルゼミ」とか「Z会」とかの方が合うかもしれない。

 

そういう「子どもにとって、相性が良い勉強法はどれだ?」って、早いうちから探っていくっていう意味では、小1から始めるのも良いかもしれないですね。

 

「あぁ…チャレンジタッチ、合わないねぇ」って感じたら「じゃあ、スマイルゼミにしてみる?」とか「じゃあ、◯◯ちゃんと一緒の塾に行ってみる?」とか……「どれもダメだったかぁ……じゃあ、おっとーが、うんちドリルを使って、教えてあげるかぁw」っていうのが一番かもしれないですしね。