アスリートのセカンドキャリア | 那須塩原の女性起業家 

那須塩原の女性起業家 

34歳で起業。
自然が溢れる那須で2人の息子を育てながら
”スポーツで心身ともにずっと健康”
をテーマに会社経営に邁進、50歳を機に会長に就任。

私元々は、競泳とトライアスロン、両競技で日本選手権入賞を果たしたバリバリのアスリートです。

そして今、私は女性起業家として社長歴12年目。

その経緯の中で、
スポーツの世界だけで生きてきた私が、スポーツの枠を超えて見た「社会」。それは、最初衝撃でした。スポーツ選手というのは、まず自分。自分が良いパフォーマンスをするために時には、周囲を除外するような工夫さえしていました。もちろん、応援してくださる周囲のみなさまへの感謝の気持ちは持ちつつも、自分が一番よくトレーニングし、結果を出せるように。そして、日本選手権で入賞するレベルにもなれば、周囲からはチヤホヤ、いつもよい気分で🎶
スポンサーやファンの方々は、
お金を出してくださりながらも、チヤホヤもしてくれる、こんな気持ちがいいことはありません。

でも経営では、まずは「人」。 
とにかく「人」。

起業して女性専用フィットネスを開業してから、アスリートではない地域密着の、運動の部分で言えば普通の女性に毎日接してきた中で、少しずつ少しずつ、社会性を身につけ、お客様に教えられてきました。
フィットネスクラブの経営も11年目になり、お客様に育てていただいたのです。

スポーツ選手が「社会」に出たら...
「なんで?」
「そんな風に考えるの?」
「バカにしてる?」
「誰だと思ってるの?」
最初はそんなイライラがあるかもしれません。

でも、それは修行です。 
その先何十年もの人生を「社会人」として生きていくための修行。
ありがたいことなのです。

どんなにスポーツで功績をおさめた選手でも、引退して社会に出たら1年生、いやいや、赤ちゃん。みなさまに教えていただくことばかりです。

そしてスポーツとは違い、社会に出て成功をおさめてもチヤホヤはされませんよ。
みんな社会という同じ土俵で戦っているんですから。

そんな身をもって経験してきたことも、今後は事業展開していきたいな、と思います。