すべての人を愛する(愛さなければいけない)。 | こころとからだとスピリチュアルな話

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私が得たスピリチュアルな気づきをもとに、心と身体、人生の目的などについて書いています。

素晴らしい考え方、と言いたいところですが、そんなことは出来ません。

 

そもそも心は絶対的な愛です。何をせずともそれを表現します。そのため、愛「する」ことは出来ません。すでにそれでありそれ以上もそれ以下にもなれないからです(それが絶対的ということです)。

 

もし、そうしようとする(思う)のであれば、それは身体(頭)です。

 

でも、身体が表現するのは相対的な愛(自己中心的な愛)なので(身体は絶対的な愛を知りません。理解出来ません)、自分が好むものと好まないものを区別、分類します(詳しくは、身体のまま生きるとどうなるか。を参照ください。

 

身体は好むものを愛「する」ことになりますが、その愛は相対的であるため対象によって変わり分類、ランク付けがなされます。もちろん好まないものは愛しません。

 

相対的な愛のため、そのランクは新たな好むものの出現により変わり、それまで上位にランクしていたものであっても、その捉え方の変化によってはランク外、すなわち愛「さない(せない)」となり、嫌いになったりもします。

 

それにも拘らず、すべてを(一律に同じだけ)無理に、愛「する」ならば、本来そうすることが出来ない身体にはストレス反応が生じます。

 

身体に持続的なストレス(この場合は、いわゆる精神的なストレスです。ここでいう精神とは頭のことです)が加わると、体内において様々な物質の分泌が変化します。そのため身体に様々な症状が生じます。

 

少し専門的になりますが、以下の通りです。

 

<糖質コルチコイドの分泌過剰>

* そのため、身体を病原性微生物から守る免疫系の働きが抑制され、風邪などの感染症に罹りやすくなる。

 

* 血糖値が上昇し、血管内にたくさんあらわれた多すぎる糖が身体のあらゆるところに沈着しそれらを壊す(糖化といいます)。それによって老化が促進し、動脈硬化などが生じて心臓や脳に問題が生じることがあります。

 

<アドレナリン・ノルアドレナリン分泌過剰>

* イライラ、怒りっぽくなったり、血圧が上昇したりする(やがて動脈硬化となります)。また腸内細菌叢が変化することで免疫系に異常が起こる(腸内の問題の他、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギーや自己免疫疾患の発症)。

 

<中枢(脳や脊髄)でのセロトニンやドーパミン分泌減少>

* いろんなことが楽しいと思えなくなったり(抑うつ)、暴力的になったり、何かの依存症になったり、痛いところに病理的所見がない(組織傷害がない。いわゆる原因がよくわからない痛み)慢性疼痛が生じたりする(腰痛が多いとされています)。

 

などなど、他にも様々な症状が身体にあらわれます。

 

風邪をひきやすく、老けて(疲れて)見え、顔色は悪く、イライラしているのでやや怒り顔、ちょっとしたことですぐ腹を立て、すぐに落ち込み、楽しいと思えることがあまりなく、時に暴力的で、食欲、性欲に関することやスマホ、アルコールなどの依存症になっていたり(そのことに気づいていない)、いつも肩や腰、首などが痛い。

 

もし、そういう人を見かけたら(あるいは自分がそうであるならば)、その人はかなりの無理をしているのかも知れません。身体が(頭が)頑張り過ぎています。

 

 次回、こうした考え(すべての人を愛さなければならない)についての対処法を書きたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

多くの方に読んでいただきたいと思っています。

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