元消防士が株式投資で築いた資産は、なんと8億円! 三重県在住の専業投資家・かんち。49歳で早期退職してからというもの、生活費のすべてを株の配当金でまかなっている。その配当金の総額は、なんと年間2000万円超え。高配当株と株主優待株を組み合わせた「買ったらほとんど売らない」という手間のかからない“ほったらかし投資術”は、初心者の新NISAにも参考になる。
■お金を増やせる人だけが知っているルール
「フルポジション」
現金買付余力をほとんど持たず、証券口座内の95%以上は、つねに株式(現物株)で占められている状態です。
現金のままではお金は増えませんから、「可能な限り、お金に働いてもらう」ようにする。
■余分な現金は持たない
せっかく頑張って100万円、200万円と貯めても、それが貯金なのであれば、インフレが続くほど価値が目減りするのです。
証券口座にある資金の95%以上は、つねに株に投資しているため、余分な現金は持っていない。
■短期間で大儲けしようとせず、時間を味方につける
「買ってみたはいいものの、大きく下がってしまった」となってしまうと、株を続けることがイヤになりますからね。 そういう意味でも、安定的に配当金が入ってくる高配当株は、「本当にお金が入ってきた!」と感じやすいはずです。投資の入り口として、成長(グロース)株投資よりも、よほどいいと思います。 堅実にお金を増やしていった結果として、無理のない程度で成長株に手を出すのはいいですが、短期間で大儲けしようと、最初から大勝負するのはリスクが高すぎます。