アップルとマイクロソフト

世界最大の企業であるアップルとマイクロソフトが、S&P500種株価指数を再び過去最高値に押し上げた。これは、ウォール街が大手テクノロジー企業の人工知能(AI)の収益見通しに対する楽観的な見方が夏まで続くからだ。

 

 

時価総額で世界最大の2社であるアップル(6月7日の株価は2%上昇)とマイクロソフト(同1.3%上昇)は、それぞれ約3兆3000億ドル(約521兆1000億円)の時価総額となり、史上最高値を更新し、S&P500構成銘柄の上昇率の中央値である0.7%を大きく上回った。月曜日に他に注目されたのは、電気自動車メーカーのテスラ(株価が5%上昇し7週間ぶりの高値)と、半導体チップ開発会社のブロードコム(同じく5%上昇し新たな記録を更新し、バークシャー・ハサウェイを抜いて米国第7位の企業になるまであと3%に迫っている)である。 

 

S&P500を構成する企業の平均時価総額は約350億ドル(約5兆5300億円)だが、アップルとマイクロソフトの両社は、その約95倍の規模を持つ。この2社と時価総額が3兆2000億ドル(約505兆3100億円)のエヌビディアでS&P500全体の時価総額の約5分の1を占めており、極端な偏りによる指数全体の健全性に対する懸念が生じている。

 

 

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