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日本のウォーレンバフェット
テレビ・ネットで「日本のウォーレン・バフェット」と話題! 1936年(昭和11年)、兵庫県の貧しい農家に4人兄弟の末っ子として生まれた。高校を出してもらってから、ペットショップに就職。そこでお客だった証券会社の役員と株の話をするようになった。
そして19歳のとき、4つの銘柄を買ったことが株式投資の始まりだった。
あれから68年、バブル崩壊では10億円あった資産が2億円にまで減った。しかし今、資産は18億円まで増え、月6億円を売買しながら、デイトレーダーとして日々相場に挑んでいる。
長期保有に向かない株
上場企業はおよそ3900社あります。
そのすべてが「デイトレード向きの銘柄」かというと、決してそうではありません。
株のなかにも、長期保有に向いている銘柄と長期保有に向いていない銘柄があります。
たとえば、急激に上昇する株は、同じように急激に下落する傾向が強いです。
そのため、短期間で株価が急騰した株は、基本的に長期保有には向いていません
。一方、デイトレード向きの銘柄は、次の条件を満たしているものです。
1値動きが激しい
優良企業でも、株価が安定している株はデイトレードには向きません。
一日に1円ずつ上がる安定的な銘柄よりも、一日に数百円値段が上下動する銘柄のほうが、当然ながら儲けることができます。
値動きに関しては、私の場合、日経CNBCで値上がり率ランキングを確認することが多いですが、もちろんネットで確認することもできますから、値動きが大きそうな銘柄をネットでチェックするのもいいでしょう。
2ある程度出来高が大きい
値動きがある銘柄だとしても、出来高が低ければ「デイトレード向き」とはいえません。 私が狙う中小型株は、株価が低い銘柄も多いので、ちょっと株価が変動したら前述の値上がり率ランキングに入ってしまうことがあります。
とくに私は1つの銘柄に対して数千株~数万株持っていることも珍しくないので、あまりに出来高が少ないと、自分の売買で値が大きく動いてしまうため、ある程度取引が活発であることが重要なのです。
3値動きの材料がある
たとえば前日の適時開示(証券市場のルールに基づいて投資判断に影響のある重要な情報を上場企業が義務としていち早く開示する制度)で、業績の修正などを公開した場合には、その銘柄の株価が大きく上がったり下がったりすることが容易に想定されます。
また、米国で半導体株が下落すれば、日本もその余波を受ける可能性は高くなりますし、ある会社が新商品・サービスのプレスリリースを出せば、関連する会社の株価に影響が出ることもあります。