稲盛和夫氏とは
 

 

たぐいまれな経営手腕と哲学を通じ、産業界のみならず広く市井の人にまで感化を与えた日本を代表する経営者

盛氏は京セラKDDIを創業し、それぞれ1.5兆円、4.9兆円を超える大企業に育成。倒産したJALの会長に就任すると、僅か2年8か月で再上場へと導きました。
功績はそれだけに留まりません。

 

中小企業経営者の勉強会「盛和塾」の塾長を務めた他、日本発の国際賞「京都賞」を創設し、人類社会に多大な貢献をもたらした人物の顕彰にも尽力されました。
その多岐にわたる活動に通底しているもの。それは「利他の心」でした。〝新・経営の神様〟の呼び声高い

 

 

 

リスペクトされるマインド 

 

1984年4月に「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である」という自身の理念に基づき、私財を投じて稲盛財団を設立し、理事長(現在は「創立者」)に就任。翌年の1985年より、人類社会の進歩発展に著しく貢献した人々に贈られる国際賞「京都賞」の顕彰と、国内の若手研究者を対象とした助成事業を開始した。

 

また、若手経営者の育成にも強い関心を持ち、経営塾「盛和塾」を設立。その塾長として、1983年から2019年までの37年間にわたり、国内56塾、海外48塾で14,000人を越える経営者に対し、経営および経営者のあり方について説いてきた。

 

 

 

人生を成功させる考え方 

 

稲盛氏は人生で成功するための方程式として「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」を提唱しています。 

「熱意」は物事を成そうとする情熱や努力する心を表し、

「能力」は才能や知能、健康などを表します。 

どちらも0点から100点までで評価して掛け算します。

 

 

稲盛氏の有名な言葉 

 

・才能を私物化してはならない

・与えられた仕事を天職と考える

・人生における労苦は己の人間性を鍛えるための絶好のチャンス

・人間はこの世に生を受けた時は原石のようなものであり、後天的に磨き上げることではじめて光輝く宝石のような素晴らしい人格者になれる