国指定 歴史の舞台 文化財

有子山の山頂に、出石の城下町を見守るようにたたずむ有子山城跡

2024年で築城から450年を迎えました 

下山開始

東西約740m、南北約780mにおよぶ大城郭で、時代の異なる石垣が大規模に残る

曲輪や竪堀・堀切などの遺構が数多く残されている貴重な史跡です

落城後は、羽柴秀長(のちの豊臣秀長)、前野長康、小出吉政、小出吉英が城主を務めました 

吉英の時代になると、各地の戦乱は沈静化に向かい世の中は安定し始めます

そうなると、険しい山城は領国経営上不便なため、山麓にあった居館を改修して出石城を築き本拠としたことから有子山城は廃城となりました

荒々しくも美しい野面積みの石垣、主郭と千畳敷を隔てる大堀切や各所に配置された竪堀・堀切 

石垣も場所によっては隅の角度が鈍角に広がるシノギ積みとなっているなど、手を加えられた時代ごとの特徴を見つけることができます

1996年に此隅山城跡とともに「山名氏城跡」という名称で国指定史跡に指定されており、2017年には「優れた文化財・史跡であること」「著名な歴史の舞台であること」「時代・地域の代表であること」が認められ、山麓の出石城跡とともに続日本100名城にも選ばれました