明治文化 和洋折衷 シンボル館

城址会館(旧奈良県立図書館)

日露戦争の戦勝を記念して、県立戦捷紀念図書館として明治41年10月30日、奈良公園に建てられた図書館

大正12年に県立奈良図書館に改称、昭和43年まで現役の図書館として使用されていました

県立図書館が、奈良県立文化会館併設の新館として建てられたことから、建物を郡山城跡公園に移築、昭和45年から大和郡山市民会館として利用され、現在は城址会館になっています

耐震不足のため、耐震補強を伴う長期の保存修理が予定されています

外観は木造2階建て、入母屋造りで千鳥破風 が付けられるという和風ですが、内部は洋風という和洋折衷

設計者は、旧高市郡教育博物館(橿原市、明治36年築/今井まちなみ交流センター華甍)と同じ奈良県技師・橋本卯兵衛

平等院鳳凰堂を模した外観になっています

奈良公園周辺の明治建築は、奈良県庁舎が建てられた明治27年以降、和洋折衷で建築する方針で設計され、建物は主棟と、左右翼部にあたる平屋建てからなるシンメトリー(左右対称)の設計

県立図書館だった時代には、建物中央のホールの左右には閲覧室がありました

追手門

追手向櫓石垣