里帰り 巡展礼賛 鑑真像

御廟の門

御廟通り

瓦と泥煉瓦の土塀

苔庭

雑草防止にはいいが、手入れも大変

開山御廟池

カルガモの親子がこの開山さんのお池と東の四条池を行き来するニュースが全国的に流れたことがあったとか

日中友好の架け橋

大陸と日本を結ぶ友好になればいいですね

手水鉢

玉垣には、中国仏教協会会長の趙樸初さんの詠んだ詩が刻まれています

「巡展礼賛」

像立如人在。

喜豪情、帰来万里、浮天過海。

千載一時之盛挙、更是一時千載。

添不尽恩情代々。

還復大明名月旧、共招提両岸騰光彩。

兄與弟、倍相愛。

「番番往事回思再。

歴艱難、舎身為法、初心不改。

民族脊梁非夸語、魯迅由衷感慨。

試膽望、是何意態。

堅定安詳、仁且勇、信千廻百折能無碍。

仰遺徳、迎風拝。」

 

 

よろこぶ、

ごう

じょうること万里

ばんりかびるを。

 

千載一時いちじ盛挙せいきょさら一時いちじ千載せんざいなり。

 

うるに恩情おんじょう代々だいだいきず。

 

りて大明だいめい明月めいげつきゅうふくし、招提しょうだいともりょうがん光彩こうさいあがる。

 

おとうとと、ばいして相愛そうあいす。

 

番番往事おうじ回思かいしすればふたたび。

 

艱難て、つることほうためにし、初心しょしんあらためず。

 

民族脊梁せきりょう”は夸語こごあらず、魯迅ろじんこころより感慨かんがいす。

 

みに膽望せんぼうす、なん意態いたいぞ。

 

堅定安詳仁且像じんかつ勇ゆうまこと千廻百折せんかいひゃくせつするも碍無がいなし

 

遺徳(いとく)を仰(あお)ぎ、風(かぜ)を迎(むか)えて拝(はい)す。

 

書き下し文は遠藤證圓著『風月同天』による)