山肌を ミヤマキリシマ 赤く染め

ミヤマキリシマ

霧島へ新婚旅行に訪れた植物学者・牧野富太郎が発見し、「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と命名した

坂本龍馬が新婚旅行で霧島を訪れた際、姉に宛てた手紙の中で「きり島つゝじが一面にはへて実つくり立し如くきれいなり」と書き送っている

最深部富士型は「涌蓋山」かな?

由布岳東峰

三国名勝図会で、高原の物産の花卉類の項目に、映山紅が「霧島山中特に多し叢をなすこと甚廣し

花さける時は、満山錦のごとし」と記載されている

和名に冠された霧島山・えびの高原のほか、九重山、阿蘇山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の高山に分布する

ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で独占種として生存できる

逆に、火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなる

花は、紅紫色、朱紅色、桃色、淡紅色、白色などが見られる

満開のころには、斜面をいっぱいに埋め尽くすように咲いて見事な景観になる

害虫としてキシタエダシャクが大発生することがある