正一位 春日太神 皇子祖神

主祭神は天押帯日子命

御祭神、天押帯日子命(上の宮)は、春日の朝臣の遠祖、彦國葺命(下の宮)の庶族がこの地に在住し、祖神として祀ったのがはじまり

 

英和4年(1378)に山名義理が紀伊国守護となった折、新たに守護所となった大野城防衛のために築城したとされる春日山城跡の碑が社殿の西約80mの場所に建っている

『日本書記』『古事記』によれば、第5代孝昭天皇と、世襲足媛(よそたらしひめ、余曽多本毘売命)との間に生まれた第一皇子である

同母弟には日本足彦国押人天皇(大倭帯日子国押人命、第6代孝安天皇)がいる。

 

子に関して、『日本書紀』では娘の押媛が孝安天皇の皇后となり、孝霊天皇(第7代)を産んだとする

神社周辺の「春日の森」は、平成9年市の天然記念物に指定され、また近くには熊野九十九王子の一つ 松代(まつしろ)王子跡があります

紀伊国名所図会

ご鎮座の年代は定かではないが、すでに奈良時代には創建されていたと考えられます

元弘2年(1332)大塔宮護良親王が熊野へおしのびの時、当社へお立ち寄りになり、地元の豪族10人(大野十番頭)が親王を神殿にお隠しになり、今も神殿の1つは空位であるといいます

紀伊国神名張に「正一位春日大神」と位置づけられている格式の高い神社

境内には、熊野九十九王子の1つ「松代王子神社」が祀られています