二説あり 白庭霊畤 鳥見山

等彌神社「霊畤拝所」

昭和15年(1940年)の紀元2600年祭の一環で当地の鳥見山が神武天皇聖蹟として顕彰され、鳥見山の山中には「霊畤」と刻まれた石碑が建っています

鳥見山は古くからの神山である三輪山と大和川を挟んだ向かいに位置しており、

狭い谷間を流れて来た大和川が一気に開けた奈良盆地へと流れ出る場所であり、

この要所にある鳥見山もまた古くから神を祀ってきたことは不思議ではないでしょう

周辺は「桜井茶臼山古墳」や「メスリ山古墳」といった古墳時代初期の極めて大規模な古墳が築造されており、

この辺りに絶大な勢力を誇った首長がいたことが考えられます

『日本書紀』や『先代旧事本紀』に登場する「トミ」がどこであるかは諸説あり、

当地を含む富雄川流域の一帯であるとする説、桜井市の鳥見山付近「等彌神社」とする説の二つに大きく分かれています