長屋門 生活空間 見張り部屋

加賀八家(はっか)(加賀藩重臣の門閥)の本多家分家・本多内記(ないき)家(け)の長屋門

三度の移築を経て現在地に至ります

建築年代は江戸末期で、当初の所在地は不明です

長屋門とは、見張りの部屋や奉公人の生活空間が門と一体となったものです

仲間(ちゅうげん)や小者(こもの)と呼ばれる武家の奉公人はここに住み込み、門番やお供などの仕事を行っていました

現在金沢の旧市街地において長屋門形式が確認できるのは、当門を含め六棟のみです

その中でもこの門は、この地が加賀藩重臣級の武家屋敷地であった面影を残す遺構として貴重です

金沢市指定保存建造物

金沢石亭

大正時代の民家を生かした石川県国際交流サロン