滝坂の道石畳
江戸時代には柳生の農民たちは年貢米を担いで歩いたという
不ぞろいの石を敷き詰めた石畳がある風情豊かな道
石畳は、柳生家が将軍家の剣道師範となり大名となった頃に街道の行き来を良くしようと改修工事が行われた
山岳仏教の信仰の対象となっていた石仏がたくさん残されており、今も昔も柳生街道を行きかう人々を静かに見守っています
凛と澄んだ空気を感じ、能登川のせせらぎや木々のざわめきを聞きながら歩むことができるこの道は、いつ訪れても気持ちを清めてくれます
新・南都八景に指定されている
柳生の道場を目指す武芸者が歩いた道でもある
大樹も多くみられます
小さな滝が連続
朝日観音
能登川の渓流の巨岩に刻まれた三尊仏
文永2年(1625年)の銘があり、朝日観音と呼ばれてはいますが、観音菩薩ではなく、中央が弥勒菩薩(みろくぼさつ)で左右に地蔵菩薩を配した菩薩像
朝の光に照り映える美しさがその名の由来です