花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に
なぜ?こんなところに小町墓があるの
小野妹子の子孫である小野篁の息子である出羽郡司・小野氏真の娘とされている
「小町」は本名ではなく、「町」という字があてられているので、後宮に仕える女性だったのではと考えられている
小野小町のものとされる墓は全国に点在しており、どの墓が本物であるかは分かっていない
ここ湯屋谷の小町の墓は、熊野参詣の途中この地で亡くなったとの伝承がある
小町の歌風は、情熱的な恋愛感情が反映され、繊麗・哀婉、柔軟艶麗である
色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞありける