紀伊の海 水平線と 春夕焼け・・・幸師

N氏は素足渡渉、モグちゃんは一跨ぎ

春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな

夕陽と春の渚

岩代王子

浜辺の高台にあるこの立木の中にあります

歴代上皇などの参拝時に、拝殿の長押板に熊野御幸の供奉人の数や殿上人の名、参詣回数などを記して、打ち付ける習わしがありました

15世紀、足利義満の側室”北野殿”は王子前で海に潜っていた”海士”に絹布などの褒美を与えています

いはしろの神はしるらんしるべせよたのむ憂き世の夢の行くすゑ

岩代王子と次の千里王子は「浜の王子」と呼ばれています

現存する王子のうち最も海に近い王子社

岩代王子の鳥居は海に向かって立っていました

昔の熊野詣の旅人は岩代王子~千里王子の約2.8kmの区間を、この「千里の浜」の浜辺を歩いて進みました

砂垢離・潮垢離の意味で進んだそうです

本日のハイライト

春の海と夕陽