藤白神社権現本堂に祀られている熊野権現の仏さまで、阿弥陀如来を中心に向かって左に千手観音、右に薬師如来、その隣は藤代若一王子本地仏

藤代五躰王子の神宮寺「中道寺」の熊野三所権現と藤代若一王子本地仏を祀る

本堂

拝詞

万葉時代、斉明天皇が紀の湯(白浜町)に行幸の際、この地を訪れ創建

古代から中世にかけて、熊野三山へ参拝する上皇・天皇が宿泊された

19歳という若い命を藤白坂に散らした『日本書紀・斉明天皇紀』万葉の悲劇の貴公子、有間皇子神社を祀り、毎年11月11日に有間皇子まつりを斎行

元旦には熊野詣でが盛んな頃、神前で奉納された里神楽が起源とも言われている藤白の獅子舞(県無形文化財)が、開催されている

藤白王子権現本堂には熊野本地仏が祀られており、子授け・安産・健康・長寿の神様として、今も厚い信仰を集めています

小生が代表して拝殿させていただきました

阿弥陀如来坐像: 家都美御子大神の本地仏

薬師如来坐像 :熊野速玉大神の本地仏。

千手観音坐像 : 熊野夫須美大神の本地仏

十一面観音立像:(和歌山県指定有形文化財) 藤白若一王子の本地仏

毘沙門天及び不動明王三尊像 :熊野の入り口の守護