『雑華世界』

総門(黒門)に掲げられている言葉

この門から先は、悟りの世界、清らかな仏の住まう仏世界であり、澄み切った悟りの眼で観るならば、この世界は草木一本、塵一つに到るまで、すべてが世界でただ一つのかけがえのないものばかり...

仏の世界は色とりどりの華が咲き乱れる美しい世界なのだ、という思想を表現しています

恵林寺の門をくぐり、天地一杯に咲き乱れる華を感じ取って欲しい...

参禅嗜むべきこと、語に曰く、
参禅は別に秘訣なし、唯だ生死の切なるを思ふと・・・

坐禅に励みなさい坐禅をするのに、特別な上達の秘訣などありません

ただ、自分の人生に真剣に切実に向き合うのです・・・

武田信玄公は「家訓」の中で、家臣たちにこのように示しています

恵林寺の南南東・甲州市大和町初鹿野にある景徳院「田野寺」で武田一族は滅ぶ

(武田勝頼公、北条夫人、武田信勝公、家臣の終焉の地)

奥秩父山系を源流とする笛吹川