山茶花の寺

弘法大師御作大仏不動明王安置

能登随一の大刹・花の寺第三番「金蔵寺」

山門前のスイレンは花期を終えていた

高野山座主ら高僧を招いて厳儀も数多く修されてきたため、仏具・什器も充実している

仏像約50体が諸堂に安置され、その中の不動明王座像、立像とともに輪島市の文化財に指定されている

仏画は智証大師筆不動明王、弘法大師筆五大尊、高野山四所明神、涅槃像十二天など50点の逸品が並ぶ

逸品は鎌倉時代の作「絹本著色両界曼荼羅図」で石川県では現存する最古である。県指定文化財

加賀藩主寄贈の大般若経600巻、沙石集500巻、写経が密教部次第法則等200巻に及ぶ

版木は、永正・寛永・寛文等のものが約30種保管されている

古什器は、根来御膳、九谷、伊万里などの傑作が約150点

総蒔絵の大名御膳、輪島塗の八角御膳は60人前揃っている

境内のタブノキは胸高周5m40㎝で樹齢600年以上で天然記念物

真言宗の北陸本山と言われ、それが16世紀に浄土真宗の一向一揆の戦乱で奥能登全体が戦場と化し、金蔵寺も兵火に巻き込まれ全山消失

花の寺の由縁は、樹齢300年を超えるツツジ群

大永の兵火など幾多の兵乱を生き抜いてきたタブノキに見守られ寺を後にした

金蔵寺名刹百選「輪島の地に金蔵寺を訪ねて」参考