北今市1号墳・2号墳の石棺が梅の木橋近くの休憩所に設置されていました

北今市古墳は、香芝市北今市3丁目にあった古墳時代後期の円墳です

石室には、二上山で取れる凝灰岩で作られた家形石棺が2つ収められていました

中から琥珀、銀、ガラス製の玉や銀製の耳飾りが、周囲から金銅製の刀の柄頭、鉄製の刀、矛、鏃、轡、鞍、鐙などの馬具、高杯、壺、甕などの土器が遺っていました

これらの遺物から、埋葬の時期は6世紀後半頃と考えられます

一方2号墳は方墳で石室はなく、2つの家形石棺が直に埋め込まれていました

棺は盗掘で破壊されていましたが、もう一つは埋葬時の状態を保っていました

中には熟年の男性と4~5歳児の2体分の人骨が遺存していました

埋葬の時期は、7世紀前半頃と考えられます

古墳とは、「土を盛った古い墓」のことで、3世紀後半から7世紀にかけて、必要以上の土を盛り、墳丘を持つ墓が営まれた

古墳は見せるための墳墓で、政治的なモニュメントであり、当寺の政治や社会を最もよく表しているのが古墳で、この時代を特徴づけるのが古墳なのである

やたらと無駄に大きく立派な墓を造ることに意味があった時代であり、墓づくりに熱中した時代ともいえる

倉塚古墳

森下惠介著「大和の古墳を歩く」参考