春らんまん吾は野山の主かな

桜の記憶

3歳の頃、田舎の野山に咲くヤマザクラ

母の野良仕事に連れられて行き、畑から眺めた

そよ風が吹き、鶯が啼く、生の喜びを感じ取った瞬間

桜のシーズンは、田んぼの作業はまだ始まっていない

ジャガイモなどを植え付けるため、畑を鍬で掘り起こす

小学校の低学年では自らも鍬を持った

選抜高校野球の応援音声がトランジスタラジオから流れていた

小学校の入学式では校門のソメイヨシノが満開であった

開校以来毎年、入学記念撮影が行われた

散った花びらを松葉で突き刺し花のリングを作った

女子は夢中になって競い合っていた

今ごろ、故郷の山々ではヤマザクラが満開を迎えている頃です