平入り虎口

大手門から西に延びる石塁には2ケ所の出入り口があります

最も西端に設けられた出入り口は二度折れして入る桝形虎口

虎口は櫓門になっていたと思われます

桝形虎口では2つの新しい発見がありました

1つは、桝形虎口の南面石垣沿いに幅約50cmの石敷側溝が造られていたことです

このことから南面石垣沿いには通路のような陸地が百々橋口まで延びていたことが明らかになりました

2つめは桝形虎口の西壁と南面石垣には約1.5m大の大石を等間隔に配置する模様積みですが、奥壁の石垣は西に延びて埋め殺しになっていました

このことから、当初安土城の南面を画する奥壁の石垣が造られていましたが、天皇の行幸のため大手を三門にする設計変更をした際、南側に郭を継ぎ足して、石塁とセットになった桝形虎口が造られたと考えられている

大手道

幅約6m、直線部分は180m

ここが土に長く覆われていたとは信じられません

威容を誇った安土城は築城からわずか6年の物語でした

伝前田利家邸跡

大手道に面したこの屋敷は、向かいの羽柴秀吉邸とともに大手道正面の守りを固める重要な位置を占めています

大手道を防備する隅櫓、多聞櫓が囲んでいます

主殿郭、上段郭、中段郭、下段郭と重層構造です