禅寺の苔をついばむ小鳥かな・・・虚子

8日9:44分、苔寺で知られる西芳寺

山号は洪隠山で臨済宗に属する

平成6年(1994)世界遺産に登録された

奈良時代、聖武天皇の詔により行基が開山した古刹で、平安時代には一時弘法大師が住した

鎌倉時代には法然上人が中興して、浄土信仰の道場としたと伝えられている

兵乱で荒廃後、暦応2年(1339)に、後醍醐天皇、足利尊氏の深い帰依を受けた夢窓国師により再建され、禅の厳しい道場となった

夢窓国師自ら作庭した枯山水石組みの上段の庭と、心の字を形どる黄金池を中心とした池泉回遊式の下段の庭からなる庭園で、足利義満をはじめ座禅に励んだ人も多い

120余種の青苔に一面が覆われ、広く「苔寺」の名で親しまれている

茶室湘南亭は、千利休の二男少庵が桃山時代に建築したもので、明治維新の際に岩倉具視が一時隠棲したこともある